オープンライセンス
【英】Open License, Microsoft Open License
オープンライセンスとは、Microsoftが提供しているボリュームライセンス(ソフトウェアのライセンス販売方式)のうち、ライセンスを少数から数個単位で購入できる方式のことである。
オープンライセンスは、主にSOHOや小規模事業所を購入対象としている。3ライセンス以上の購入から適用可能で、ライセンスの追加は1ライセンス単位で割引が適用できる。ソフトウェアの使用権のみ購入するため、パッケージソフトウェアを購入するよりも低コストで導入できる。
オープンライセンスのオプションメニューとして、「オープンバリュー」(Open Value)と呼ばれるライセンス方式も用意されている。オープンバリューでは、契約期間内は無償でソフトウェアのバージョンアップができる「ソフトウェアアシュアランス」が利用可能で、また、年次分割払いで購入が可能であるといったメリットがある。
Microsoftのボリュームライセンスのうち、オープンライセンスは3ライセンス以上の企業向け、オープンバリューは250ライセンス未満の企業向けに提供されている。250ライセンス以上の場合については「エンタープライズアグリーメント」(Enterprise Agreement)などの方式が利用される。
参照リンク
Microsoft Open License - (Volume Licensing ホーム)
オープン ライセンス - (Microsoft U Mall)
オープンライセンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 08:13 UTC 版)
「オープンコンテント」の記事における「オープンライセンス」の解説
オープンライセンス(英: Open License)は、オープンコンテントの著作物をコピーライトの下に、その作品の作者の定める制約に従って利用者に利用・修正・再頒布を許可するライセンスの総称である。 オープンライセンスには、作品の利用制約の緩いパーミッシブ・ライセンスや、利用者の自由を広げるコピーレフト・ライセンスなどがある。オープンナレッジ・インターナショナル(英語版)はオープンの定義(英語版)においてオープンライセンスの単語を定義し、オープンライセンスとして適したライセンスの一覧を管理している。エリック・メーラー(英語版)たちは自由文化作品の定義に準拠していると判断したライセンスのリストを管理している。 オープンライセンスはオープンソースライセンスと同様、ライセンスの互換性・ライセンスの氾濫・ライセンス感染の課題が存在し、ライセンスの策定および選択は注意深い検討が必要である。
※この「オープンライセンス」の解説は、「オープンコンテント」の解説の一部です。
「オープンライセンス」を含む「オープンコンテント」の記事については、「オープンコンテント」の概要を参照ください。
オープンライセンスと同じ種類の言葉
- オープンライセンスのページへのリンク