インド・イラン語派
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インド・イラン語派(インド・イランごは)とは、インド・ヨーロッパ語族の主要な語派の一つ。サテム語に属す。約4000年前、インド・イラン祖語はさまざまな言語に分化して、やがてイランやインドの諸古典語になった。その諸古典語のなかにはアヴェスター語、 サンスクリット語、 古代ペルシア語などがある。次第にその古典語から現代的言語のヒンディー語やペルシア語になっていった。 また歴史的にこれらの言語はアラビア語の影響を強く受けた言語が多く、また、インド語派の諸言語はドラヴィダ諸語に大きな影響を与えた。
- 1 インド・イラン語派とは
- 2 インド・イラン語派の概要
インド・イラン語派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:28 UTC 版)
「インド・ヨーロッパ語族」の記事における「インド・イラン語派」の解説
「インド・イラン語派」も参照 サテム語群。西アジア~南アジアにかけて分布。インド語派とイラン語派は発見されているもっとも古い言語同士で意思疎通が可能なほど似通っており、まとめて扱われる。印欧語族の分類は一般に12語派程度で表現されるが、その場合ダルド語派とカーフィル語派を数えていない。 インド語派 - サンスクリット語、プラークリット語、パーリ語、ヒンディー語、ウルドゥー語、ベンガル語、ネパール語など イラン語派 - アヴェスター語♰、ペルシア語、パシュトー語、クルド語など ヌーリスターン語派 - かつてはカーフィル語派と呼ばれた。ヒンドゥークシュ山脈山中に散在。ただし別の語派として扱う説もある。
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インド・イラン語派
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「RUKIの法則」の記事における「インド・イラン語派」の解説
インド・イラン語派では、*i *ī *u *ū *r *r̥ *k などの後ろにある *s が例外なく変化した。
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