インターラース【インターラース】(観賞樹)
登録番号 | 第11818号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | インターラース よみ:インターラース | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | G.P.イルシンク | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明黄橙色で外側の花弁の弁先に淡黄色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。 樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は少、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉及び本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや低、花弁表面の色は明黄橙(JHS カラーチャート1905)で外側15枚程度の弁先に淡黄(同2503)のぼかしが入り、裏面の色は浅橙黄(同2203)で外側15枚程度の弁先に淡黄(同2503)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は40~59、一茎の花数は6~10、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょう及び開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は早である。「インターフラ」と比較して、枝中央部にとげが無いこと、蕾の形がつぼ形であること、花弁表面の色が明黄橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1996年に育成者の所属する会社の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- インターラースのページへのリンク