イタリアの芸術家一家としてとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > イタリアの芸術家一家としての意味・解説 

イタリアの芸術家一家として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 17:27 UTC 版)

ジョヴァンナ・メッツォジョルノ」の記事における「イタリアの芸術家一家として」の解説

1974年11月9日イタリアの映画俳優ヴィットーリオ・メッツォジョルノ(Vittorio Mezzogiorno)と女優チェチリア・サッキ(Cecilia Sacchi)の娘として、イタリア共和国首都ローマ生まれる。 母方の祖父フィリッポ・サッキ(Filippo Sacchi)も映画評論家であり、芸術家一家の娘として育った1993年隣国フランスパリ設立されピーター・ブルック主宰国際演劇研究センターCIRT)に留学1995年にはブルックによる舞台Qui est là』(シェイクスピアの「ハムレット」を下敷きにした作品)のオフィーリア役に抜擢され舞台女優としてキャリアスタートさせている。 1997年、セルジオ・ルビーニ共演の『Il viaggio della sposa』で映画デビュー果たし早くもエンニオ・フライアーノ賞最優秀助演女優賞及びグロボドーロ賞(Globo d'oro、イタリア・ゴールデングローブ賞)の新人賞受賞した翌年も2作品映画Del perduto amore』と『Più leggero non basta』で主役演じ、『Del perduto amore』ではチアック賞を受賞した。この撮影出会ったステファノ・アコルシとは長期間交際している。 2000年国際派俳優たちを豪華に起用したフランスミニシリーズレ・ミゼラブル』に出演した2001年ガブリエレ・ムッチーノ監督の『L' Ultimo bacio』にジュリア役で出演しステファノ・アコルシとの再共演ステファニア・サンドレッリとの共演果たし、またエンニオ・フライアーノ賞で2回目の最優秀女優賞獲得している。2002年ソマリア内戦謎の死遂げたTG3の若きジャーナリスト、イラリア・アルピの名前をタイトルにした映画で父ヴィットーリオも主演男優賞受賞したナストロ・ダルジェント賞最優秀主演女優賞獲得している。 2003年TVドラマIl segreto di Thomas』と映画向かいの窓』(フェルザン・オズペテク監督作)で、ラウル・ボーヴァ、マッシモ・ジロッティ共演。特に後者では記憶失った謎の老人出会い、しだいに心を通わせていく女性演じた。この『向かいの窓』は高い評価を受け、グロボドーロ賞、ナストロ・ダルジェント賞、フライアーノ賞をそれぞれ受賞した2004年、セルジオ・ルビーニによる映画『L'amore ritorna』でセルジオ・ルビーニ自身ミケーレ・プラチド、マリアンジェラ・メラート、ファブリツィオ・ベンティヴォリオ、マルゲリータ・ブイ共演同年にはイタリアフランス合作によるコメディIl club delle promesse』で主役演じたまた、ピエロ・マッカリネリ演出によるサラ・ケーンの小品『4.48 Psychosis』で再び舞台にも上がっている。 2005年、クリスティーナ・コメンチーニ監督による『心の中』で幼児虐待記憶苦し女性演じ本作ヴェネツィア国際映画祭最優秀主演女優賞ヴォルピ杯)を受賞して国際的な知名度上げた映画自体アカデミー賞最優秀外国語映画賞ノミネートされた。2006年、『コレラの時代の愛』でフェルミーナ・ダーサ役を演じフロレンティーノ・アリーサ役のスペイン人俳優ハビエル・バルデム共演撮影カルタヘナ (コロンビア)行われガブリエル・ガルシア=マルケスによる小説コレラの時代の愛』を原作としている。2007年にはフランチェスカ・アルキブージ監督作『いつか翔べるように』とダヴィデ・マレンゴの監督デビュー作“Notturno bus”に出演ヴァレリオ・マスタンドレア共演している。 2008年マルコ・ベロッキオ監督新作愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』で主役イーダ・ダルセル役(ベニート・ムッソリーニ最初の妻/ベニート・アルビーノの母親)を演じナストロ・ダルジェント賞とグロボドーロ賞の他、アメリカで全米映画批評家協会賞受賞した同年にはヴィム・ヴェンダース15年ぶりに全編欧州撮影行ったPalermo Shooting』で写真家に愛の贖罪的な力を教え女性演じている。2009年冷戦期イタリアの「鉛の時代」に猛威振るった反政府組織プリマ・リネアを描いたLa prima linea』でリッカルド・スカマルチョ共演翌年にはロッコ・パパレオ監督主演コメディ映画Basilicata coast to coast』に出演した2010年から暫く間は映画出演控えていたが、2013年の映画『Vinodentro』で復帰し2014年にはルイージ・カッシーノ、アレッサンドロ・ガスマンらと『I nostri ragazzi』に出演した

※この「イタリアの芸術家一家として」の解説は、「ジョヴァンナ・メッツォジョルノ」の解説の一部です。
「イタリアの芸術家一家として」を含む「ジョヴァンナ・メッツォジョルノ」の記事については、「ジョヴァンナ・メッツォジョルノ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「イタリアの芸術家一家として」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イタリアの芸術家一家として」の関連用語

イタリアの芸術家一家としてのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イタリアの芸術家一家としてのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのジョヴァンナ・メッツォジョルノ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS