アレスIV
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アレスIV(Ares IV)は、NASAがコンステレーション計画の一環としてかつて開発計画を進めていた、大重量物打ち上げロケットのアレスシリーズの一タイプである。
- ^ Rob Coppinger (2007年1月2日). “NASA quietly sets up budget for Ares IV lunar crew launch vehicle with 2017 test flight target”. Flight International
- ^ Berger, Brian (2007年1月26日). “NASA Studies Early Moon Shot for New Space Capsule”. Space.com 2007年1月26日閲覧。
- 1 アレスIVとは
- 2 アレスIVの概要
- 3 外部リンク
アレスIV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 06:25 UTC 版)
「シャトル派生型ロケット」の記事における「アレスIV」の解説
詳細は「アレスIV」を参照 NASAは、3機目の、クルー搭乗可能な打ち上げ機のコンセプト案を、ごく手短に研究した。今日では、「アレスIV」と呼ばれているロケットがそれに該当する。このロケットはアレスVの第1段目コア機体と横付け式SRBを使用するが、アレスIに使う事を予定していた第二段目を、オリオン宇宙船を運び上げるために、その初段機体の真上に搭載する予定であった。このロケットの、アレスIに対する利点は、おそらく、開発コストと掛かる時間の低減、発射台やインフラを共有すること、計画段階ではアレスIで充たしている、オリオン宇宙船打ち上げに必要な推力よりもっと大きな推力を与えることが含まれていたのだろうと思われている。この方式には、打ち上げ一回当たりのコスト増が見込まれる。しかし、第1段目にシャトルSRB派生品を一本だけ使用する現行型での打ち上げ一回に掛かるコストよりも、新たに開発した液体ロケットステージを使用した1段目を使用して打ち上げる場合の単一打ち上げコストのほうが予算が高付くことになるだろう。それがこの方式の欠点である。NASAによると、潜在的なアレスIVの使用として、オリオン宇宙船を月軌道に投入する早期「シェイクアウト・ミッション」が入っている。このオリオン宇宙船試験打ち上げ計画の中には、着陸する前に地球大気で宇宙船を水切り運動させる、高速度スキップ・リエントリーが含まれている。これと比較して宇宙船を直接降下させる方法もあるが、今回、こちらは採用されない。
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アレスIV(フォー)
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「アレス (ロケット)」の記事における「アレスIV(フォー)」の解説
詳細は「アレスIV」を参照 アレスIVはアレスIとアレスVの中間で検討されたアレスシリーズのひとつで、最終的にアレスVが採用されアレスIVは計画から除外された。アレスIVは有人打ち上げ宇宙船 (Crew Launch Vehicle, CLV) のアレスIと貨物打ち上げ宇宙船 (Cargo Launch Vehicle, CaLV) のアレスVの中間タイプであった。 全長:113 m 直径:-- m ステージ数:3 ペイロード:41,100 kg (90,610 lb)、高度240 km (149 mi) の直接月輸送任務が可能 打ち上げ予定:--
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