アクティブトルクスプリットAWD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 04:49 UTC 版)
「シンメトリカルAWD」の記事における「アクティブトルクスプリットAWD」の解説
1987年にスバル・アルシオーネに最初に導入されたアクティブトルクスプリットAWD(略称ACT-4)は、初期設定の前60%、後ろ40%のトルク配分のために電子制御多板(マルチプレート・トランスファ)クラッチを使用する。このトルク配分は、スロットル、トランスミッション、エンジンコントロールユニット、車輪速センサー(英語版)からの入力によりリアルタイムで最大100:0(厳密には0ではない)から前後直結の50:50まで調節される。しかし、実際の制御では高速走行時でも80:20までいかない。アクティブトルクスプリットAWDは4速オートマチックトランスミッションやスバルのチェーン駆動リニアトロニック連続可変トランスミッション(CVT)と組み合わされる。 ACT-4搭載オートマチック車は応急用スペアタイヤ装着時に全輪駆動を強制解除する必要があったため、以前の車両取扱説明書にはその方法が記載されていた。
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