びゃくだんとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 白檀 > びゃくだんの意味・解説 

びゃく‐だん【白×檀】

読み方:びゃくだん

ビャクダン科半寄生性の常緑小高木。高さ3〜10メートル。幹は直立して分枝し長卵形で先がとがる。花は鐘形で円錐状につき、黄緑色から紫褐色に変わる。果実丸く紫黒色熟す。材は黄色がかった白色で強い香りがあり、仏像美術品扇子線香などに使うほか、白檀油をとり香料にする。インド・東南アジア産する栴檀(せんだん)。


びゃくだん (白檀)

Santalum album

Santalum album

東南アジアからインド分布してます。幹は直立して、高さは10メートルほどになり、樹皮赤褐色をしています。半寄生植物で、タケ類やヤシ類などの根に寄生します長楕円形対生ます。名前は材が白いことから。材には芳香があり古くから香木細工物彫刻などに利用されきました。「栴檀は双葉より芳し」の「センダン」は、本種のことをいいます
ビャクダン科ビャクダン属の常緑小高木で、学名Santalum album。英名は Sandalwood

びゃくだん (白檀)

Chamaecereus silvestris

Chamaecereus silvestris

アルゼンチン北西部原産です。わが国へは大正時代渡来しました。円柱状または紐状で高さは15センチくらいですが、匍匐性があり群生します。春から夏にかけて、赤橙色の花を咲かせます
サボテン科カマエケレウス属の柱サボテンで、学名Chamaecereussilvestris。英名は Peanut cactus
サボテンのほかの用語一覧
オプンティア:  大型宝剣  白桃扇  金烏帽子
カマエケレウス:  白檀
カルネギエア:  弁慶柱
キリンドロプンティア:  松嵐
ギムノカリキウム:  多花玉

ビャクダン

(びゃくだん から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 21:55 UTC 版)

ビャクダン(白檀、学名: Santalum album)はビャクダン科ビャクダン属の半寄生の熱帯性常緑樹。英語名からサンダルウッド: sandalwood)とも呼ばれる。爽やかな甘い芳香が特徴。香木として利用される。


  1. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 349. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358368 
  2. ^ a b c d e f g 伊藤・野口監修 誠文堂新光社編 2013, p. 70.
  3. ^ 皆本景子「化粧品, 医薬部外品成分中の皮膚感作性物質と接触皮膚炎」日本衞生學雜誌 65(1), 20-29, 2010-01-15, 一般社団法人日本衛生学会


「ビャクダン」の続きの解説一覧



びゃくだんと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「びゃくだん」の関連用語

1
白檀香 デジタル大辞泉
100% |||||

2
檀像 デジタル大辞泉
100% |||||

3
白檀油 デジタル大辞泉
100% |||||

4
金白檀 デジタル大辞泉
100% |||||


6
丁丁 デジタル大辞泉
100% |||||

7
匂い袋 デジタル大辞泉
100% |||||

8
栴檀は双葉より芳し デジタル大辞泉
100% |||||

9
梅花方 デジタル大辞泉
100% |||||

10
香具 デジタル大辞泉
100% |||||

びゃくだんのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



びゃくだんのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ボタニックガーデンボタニックガーデン
Copyright 2001-2024 shu(^^). All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのビャクダン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS