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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

どろん 2

(名)スル

(1)芝居で、幽霊などの出入り場面大太鼓どろどろと打つこと。どろどろ
(2)姿が突然見えなくなること。逃げ行方くらますこと。
集金した金を持って―する」
» (成句)どろんを決める

どろん 2

(副)

多く「と」を伴って
(1)重くよどんで、生気輝きのないさま。
「湖は―とした鉛色の塊のようだった」
(2)眠気や酒の酔いなどで目つきがぼんやりしているさま。とろん。
「―とした目」


隠語大辞典

皓星社皓星社

どろん

  1. 逃走失跡。〔第三類 犯罪行為
  2. 踏晦。〔第四類 言語動作
  3. 駆落逃亡など、急に消えてなくなるをいふ。
  4. ドロンは元楽屋隠語ですが、今日ではあらゆる方面に使はれてゐますので、殆ど日常語如くになつておりますドロン出所は言ふまでもなく芝居場合に、ドロンードロンドロンと、人が逃げ出す場合に、太鼓打ちます。ですから逃げ出すことを『どろんする』と言ふことになります。
  5. 〔楽〕芝居幽霊忍術消え失せるときには「ドロンドンドン」と太鼓を打つところから消え失せること、逃亡することに云ふ。「煙ヲ焚ク」に同じ。「ドロンをきめ込む」と云へば、逃走することとなる。花柳界犯罪者其他一般に用ひらるる隠語にて逐電、馳落の意。「ズラカル」に同じ。
  6. 駆落逃亡
  7. 逃走駆け落ちのこと。活動忍術使ひが消へる時の音より。
  8. 逃げる。若桜 犯罪者仲間
  9. 消えてなくなる意で、⑴かけおち、⑵逃亡逐電。⑶急に姿が消えさること
  10. 逃走忍術猿飛佐助等の「どろん」と消えてなくなるところより。〔不〕
  11. 隠語逃亡怪談でドロドロドロンと消える事から起るドロンをきめたと云えば逃げた事。
  12. 姿を消す逐電

分類 不、不良少年少女楽屋寄席、楽、犯罪者仲間芸能

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