ちょろぎ【草=石=蚕】
ちょろぎ (草石蚕)
●中国が原産です。わが国へは江戸時代に渡来しました。かたちは「いぬごま」に似ていますが、巻き貝のような塊茎を食用とするために栽培されています。日本では、お正月のおせち料理や漬物、和え物、吸い物などに利用されますが、ヨーロッパでは、クリーム煮やサラダにされるそうです。夏から秋にかけて、長い穂状花序をだして、紅紫色の花を咲かせます。
●シソ科イヌゴマ属の多年草で、学名は Stachys sieboldii。英名は Chinese artichoke。
チョロギ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 14:27 UTC 版)
チョロギ(丁呂木・草石蚕・長老木、学名: Stachys sieboldii)は、シソ科の多年草の植物、あるいはその根にできる食用とされる球根のように見える塊茎部分である。チョウロギともいう。中国が原産で[3]、日本には江戸時代に伝わった[3]。縁起物として、正月のおせち料理によく添えられる。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Stachys sieboldii Miq. チョロギ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月7日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Stachys affinis auct. non Bunge チョロギ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “チョロギ:武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園”. www.takeda.co.jp. 武田薬品工業株式会社. 2022年7月8日閲覧。
- ^ 農文協 2004, p. 232.
- ^ a b c d e f g h 講談社編 2013, p. 165.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 農文協編 2004, p. 232.
- ^ a b c d e f g h i j k 金子美登 2012, p. 208.
- ^ a b c d e f g h i j k l 農文協編 2004, p. 231.
- ^ a b c d 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 127.
- ^ a b c d e f 農文協編 2004, p. 233.
- ^ 金子美登 2012, pp. 208–209.
- ^ a b c 金子美登 2012, p. 209.
- ^ 林 1984, p. 93
- ^ 食の世界地図, p. 99
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