ぜんりん

実用日本語表現辞典

全りん

読み方：ぜんりん
別表記：全燐

りん化合物全体。水環境を富栄養化させる要素の一つであり、湖沼などでは排出基準が定められている。「燐」が表外漢字であるため「全りん」とも書く。総燐ともいう。

（2011年3月10日更新）

デジタル大辞泉

ぜん‐りん【前輪】

読み方：ぜんりん

車の前の車輪。⇔後輪。

ぜん‐りん【善隣】

読み方：ぜんりん

隣国または隣家と仲よくすること。また、その隣国・隣家。「—の誼(よしみ)」

ぜん‐りん【禅林】

読み方：ぜんりん

禅宗の寺。また、禅宗。

環境アセスメント用語集

全燐（TP） (ぜんりん)

　有機態燐（水質の健康項目でいうところの有機燐ではなく、有機態の燐の総量を指す。）と無機燐の合計量。窒素と同様に、有機化することにより生物体として水と異なる挙動を示すこととなる。総燐ともいう。水の富栄養化の程度を表す指標の一つである。富栄養化のおそれのある海域および湖沼について、環境基準および排水基準が定められている。

スラグ用語集

全燐

読み方：ぜんりん
別名：てぃーぴー
【英】：TP,total phosphate

有機態燐と無機態燐の合計量。総燐ともいう。水の富栄養化の程度を示す指標の一つである。湖沼および海域について、環境基準および排水基準が定められている。窒素と同様に、有機化することにより生物体として水と異なる挙動を示す。

世界宗教用語大事典

ぜんりん 【禅林】

禅寺、禅の修行道場。→ 林