しゅう酸とは? わかりやすく解説

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しゅう‐さん〔シウ‐〕【×蓚酸】


しゅう酸

分子式C2H2O4
その他の名称Oxalic acid、Ethanedioic acid、NCI-C-55209、1,2-Dihydroxy-1,2-ethanedione
体系名:シュウ酸エタン二酸、しゅう酸、1,2-ジヒドロキシ-1,2-エタンジオン


シュウ酸

(しゅう酸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/27 23:51 UTC 版)

シュウ酸(シュウさん、蓚酸: oxalic acid)は、構造式 HOOC–COOH で表される、もっとも単純なジカルボン酸。二つのカルボキシ基を背中合わせに結合した分子である。IUPAC命名法ではエタン二酸(「二」はカタカナの「ニ」ではなく漢数字の「二」) (ethanedioic acid)。1776年カール・ヴィルヘルム・シェーレカタバミ (oxalis) から初めて単離したことから命名された。


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