けんちん

実用日本語表現辞典

巻繊汁

読み方：けんちんじる
別表記：けんちん汁、けんちん

精進料理を起源とする、豆腐や野菜などの具が多く入った汁物の一種。名称は鎌倉の建長寺で作られたことに由来するともいわれる。

（2013年9月12日更新）

デジタル大辞泉

けん‐ちん【^▽巻^▽繊】

読み方：けんちん

《「ちん（繊）」は唐音》椎茸(しいたけ)・ごぼう・にんじんなどをせん切りにして味付けをし、湯葉で巻いて油で揚げたもの。現在は、つぶした豆腐を野菜とともに油で炒め、醤油・酒などで調味したものをいう。元来は禅僧が中国から伝えた普茶(ふちゃ)料理。

世界宗教用語大事典

けんちん 【巻繊】

チンは唐音。ケンチェン、ケンチャンとも。大根・ごぼう・人参などを繊切りにし油で炒り、豆腐を加えたりする料理だが（湯葉で巻き揚げるのもある）、禅僧が中国から伝えた普茶料理の一種。→ 普茶

隠語大辞典

けんちん

読み方：げんちん

1. 住宅ノ側壁、門戸ヲ破壊シテ屋内ニ忍入ル窃盗犯。〔第三類　犯罪行為〕
2. 住宅の側壁等を破壊して忍入る窃盗犯を云ふ。
3. 住宅の側壁を破壊して忍入る窃盗犯のこと。

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ウィキペディア

けんちん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/11 23:47 UTC 版)

けんちんは、中国の精進料理に由来する料理、菓子の名。各地でさまざまな食品群の呼称に使われている。漢字の表記は一定ではない。