おんち

デジタル大辞泉

おん‐ち【御地】

読み方：おんち

相手を敬って、その住んでいる土地をいう語。主に手紙に用いる。貴地。

おん‐ち【恩地】

読み方：おんち

武家時代、将軍や大名が家臣に御恩として与えた土地。恩賞地。恩領。

おん‐ち【^▽隠地】

読み方：おんち

中世・近世に、隠れて耕作し、検地を受けず、租税を免れた田畑。隠田(おんでん)と隠し畑がある。

おん‐ち【音痴】

読み方：おんち

１ 生理的欠陥によって正しい音の認識と発声のできないこと。

２ 音程や調子が外れて歌を正確にうたえないこと。

３ あることに関して感覚が鈍いこと。また、その人。「方向—」

隠語大辞典

音痴

読み方：おんち

1. 馬鹿。とんまの義。
2. 低能、馬鹿の事。
3. 学生語で馬鹿のこと。
4. 「お馬鹿さん」と云ふ意。
5. 馬鹿。頓馬の意。
6. ⑴音程の感じが鈍いもののこと。⑵転じて音楽がわからない人のこと。⑶更に転じて脳味噌が足りない人のこと。

分類 不良青少年（軟派）、学生

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名字辞典

恩地

名字	読み方
恩地	おんち
穏地	おんち
音地	おんじ、おんち、おんぢ

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

穏地

姓	読み方
穏地	おんち

恩地

姓	読み方
恩地	おんち

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

おんち

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 12:05 UTC 版)

同音異義語

おんち

• 【御地】相手方の地域に関する尊敬語。
• 【音痴】歌唱が下手であること。あるいは複合語で、何かの感覚が鈍いこと。
• 【恩地】封建時代、臣下に与えられた土地。
• 【隠地】税の負担を逃れるために、存在を隠している田畑。