「KAiGO PRiDE」について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 09:00 UTC 版)
「マンジョット・ベディ」の記事における「「KAiGO PRiDE」について」の解説
「KAiGO PRiDE」は、厚生労働省が主導する「介護施設等における生産性向上に資するパイロット事業」の一環として、全国よりも高い高齢化率(30.6%)であり、同時に介護先進県である熊本県における「介護の魅力発信」活動としてスタートしたプロジェクト。 「日本の介護業界には中と外で気持ちに大きなギャップがある」という問題意識を10年以上持ち続けてきたマンジョットの「業界に携わる一人一人が介護の魅力を発信していくことが重要」という想いから本プロジェクトは始まった。熊本県および熊本県介護福祉士会の全面協力のもと、現役介護職員50名のコメントを含めたポートレートと、インタビューを中心に介護の魅力描いた動画「My Story」を制作。 30年以上にわたり広告業界の第一線で活躍するマンジョットの眼から見える「カッコいい」介護職員の姿を映し出した作品群を通じ、「業界の中から介護の魅力を発信することを促すために、介護職員自身のセルフリスペクトを高める」ことが本企画の最大の狙いである。 「介護の日inくまもと2019」(2019年11月9日、10日/於:熊本県医師会館および城彩苑)において制作物を公開。11月10日(日) には「KAiGO PRiDE」作品発表記念トークショーが行われ、マンジョットが石本淳也 日本介護福祉士会会長とともに登壇。動画「My Story」やメイキングムービーの上映を経て、イベントに来場した約400名の県内の介護関係者および介護を学ぶ学生たちへ、KAiGO PRiDE特設ページと動画のシェアを呼びかけた。 2020年、山形県主催「KAiGO PRiDE@YAMAGATA トークセッション&写真展」(2020年2月25日/於:山形ビッグウイング)が催され、マンジョットと石本淳也会長のトークセッションとポートレート展示が行われた。 2020年4月、新型コロナウイルスによる緊急事態下において、介護の最前線で日常を守るために尽力する介護関係者に向けエールを届けるため、「KAiGO PRiDE ありがとうポスター」を作成し関係自治体・施設に配布した。 その他全国各地で講演やトークショーを精力的に行い、日本の介護の魅力を日本中のみならず世界に発信するために活動を続けている。 2020年12月、プロジェクトが全国に広がりを見せる中で、運営主体を明確化・一元化し、よりシンプルかつ迅速に対応できるようにすることを目的に一般社団法人KAiGO PRiDEを設立。プロジェクトの創設プロデューサーであるマンジョット・ベディが代表理事を務め、同じくプロジェクトプロデューサーの日本介護福祉士会前会長の石本淳也らが理事を務める。本法人のミッションは介護の力を拡張・強化することであり、一般に「介護」という言葉を聞いてイメージされることは介護の本当の姿・本来の力ではないとし、これまで行ってきた介護のブランディングだけでなく、様々な業界との異業種連携により介護の新しい力を見つけていく。そして、ビジョンである「誰もが自分らしく安心して暮らせる社会」の実現を目指す。 2021年10月26日と28日の2回に分けて法人化後初となる自主企画オンラインイベント「KAiGO PRiDEパートナーズミーティング」を開催し、プロジェクトへの参画を検討する8つの団体が参加した。
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