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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
「ゆ」から始まる用語のさくいん
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- ゆ(アルファベット)
- ゆ(タイ文字)
- ゆ(数字)
- ゆ(記号)
- 雪雲混沌不思議に心輕くなる
- 雪雲の中に日が浮き雪の降る
- 雪雲の蘆の高さにおり来る
- 雪雲をまだ遊ばせて春立てり
- 雪暗の産湯の匂い背後より
- 雪暗の木々がまぶたを開く音
- 雪暗や味噌蔵が拙宅より大きい
- 雪煙りのなかに獣のうしろ脚
- 雪解音しきりとするや昨日今日
- 雪解風誰彼となく抱き付きぬ
- 雪解川烏賊を喰ふ時目にあふれ
- 雪解川は刃物のひかり男のこと
- 雪解川ほんの一部が海へ出て
- 雪解川奔馬一頭宿したり
- 雪解川名山けづる響かな
- 雪解急雀が飲んでいる缶コーヒー
- 雪景色どこか鼠にかじられて
- 雪解星同じ火を見て別れけり
- 雪解空溺るるごとく木片燃ゆ
- 雪解田の照りまぼろしに張り出さる
- 雪解音づたいにウラルアルタイ語
- 雪解水重なり流る顔の前
- 雪解水大歓声で墜ちにけり
- 雪解夕暮れうすむらさきは何時からか
- 雪消をせむと杜氏の帰りたり
- 行先など知らず落葉は落葉追い
- 行先のおほよそ見ゆる葦枯れて
- 行先は山茶花の白肩を抱く
- 雪しまき炎心しづかなりしかな
- 雪しろき奧嶺があげし二日月
- 雪しろに南蛮遠くそろふかな
- 雪しろの本流に入る水ゑくぼ
- 雪女郎入れず戸口吹溜る
- 雪女郎おそろし父の恋恐ろし
- 雪女郎抱きたし抱けば死ぬるかも
- 雪女郎枕の中を通りけり
- 雪女郎遠き町の灯あつまれる
- 雪女郎融けたる水や犬舐むる
- 雪女郎とほりしや蘆折れたるは
- 雪女郎流れてきゆるおんな川
- 雪女郎に恋はありけり寒椿
- 雪女郎になりて逢ひたき幾佛
- 雪女郎に逢ひに戻りし湖の国
- 雪女郎の銀の簪拾ひたる
- 雪女郎の眉をもらひし程の月
- 雪女郎振りむけば去る振り向かず
- 雪女郎真北へ伸びる岬かな
- 行き過ぎて香に戻さるる花柊
- 行き過ぎて胸の地蔵会明りかな
- ゆきずりに野武士のような蕨狩り
- ゆきずりのえにしがすべて親鸞忌
- ゆきずりの香水の香や憂ひに似
- 行きずりの銃身の艶猟夫の眼
- 雪空のシグナル赤の滲みたり
- 雪空のものうくて貨車うごき出す
- 雪空へ祈る寺院の鐘の音
- 雪空を急ぐ一羽の淋しさは
- 行き違ふ手提の中の供養菊
- 雪だるまいつしか寝息たてている
- 雪達磨我れを旅行く我れ居りて
- 雪だるま星のおしやべりぺちやくちやと
- 雪だるま大小四つ無人駅
- 雪達磨とけゆく魂のなかりけり
- 雪だるまはじめは小さき玉にして
- 雪だるま日差しの中で福笑い
- 雪吊のがんじがらめに高いこと
- 雪吊の髻ゆるみ友逝けり
- 雪吊のパッと放ちし縄の華
- ゆきづまるときは妻とのかき氷
- 雪吊りの解かれて梢光りけり
- 雪吊りの解かれてただの縄になる
- 雪吊りをしつらへてより静もりぬ
- 雪吊りを解かれし松の深呼吸
- 雪解けている結婚の儀の手順
- 雪解けて狼森の顕れる
- 雪融けのあと石仏にある体温
- 雪解けの川が本気になっている
- 雪解けの音を遠くに土動く
- 雪解けの檜山揺るがす伐採音
- 雪解ける越後の山をさらけ出し
- 行き止まりの道に笑むごと冬水仙
- 雪止んで林中に音生れけり
- 往きに見し鹿を修二会の帰りにも
- 雪の朝手型足型双児居て
- 雪の香へ自分を少し拔けてみる
- 雪残る頂き一つ国境
- 雪残る峰を遙かに燕来る
- ゆきのした少し暗闇孫ひまご
- ゆきのした随所に咲けり懺悔月
- 雪の野か車窓あかりのまた向こう
- 雪の野のふたりの人のつひにあふ
- 雪の果観覧券を栞とす
- 雪の原鴉の全智むらさきに
- 雪の原犬沈没し躍り出づ
- 雪の原川一筋に界らるる
- 雪の原時間が止まる夕茜
- 雪の原真ん中にいて日が熱い
- 雪の人影昂ぶることなき朝の煙突
- 雪のひま鴉にもあるつちふまず
- 雪の山山は消えつつ雪ふれり
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