T-1 (航空機・アメリカ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 21:53 UTC 版)
本項では、航空自衛隊で採用されたほぼ同型の練習機T-400についても記述する。
設計と開発
T-1Aは中型の双発ジェット練習機で、アメリカ空軍特別パイロット養成課程で輸送機や空中給油機のパイロットの養成に使用される。同様に空軍の航法士や海軍のフライトオフィサーの養成にも用いられる。
操縦席には教官と2名の候補生が座り、後退翼と双発のターボファンエンジンによりマッハ0.78で飛行する。装備品の一部が米軍の要求によって改修されたほか、機内に燃料タンクを増設し、離陸・着陸を頻繁に行うため主脚を、バードストライク対策のためウインドシールドと主/尾翼前縁を強化している。
最初のT-1Aは1992年1月テキサス州のリーズ空軍基地に納入され1993年から同機を使った訓練を開始した。総計180機が1992年から1997年にかけて納入された。
運用
スペック
出典: [1]
諸元
- 定員: 4
- 全長: 14.75 m
- 全高: 4.24 m
- 翼幅:
- 最大離陸重量: 7,303
- 動力: プラット・アンド・ホイットニー・カナダ JT15D-5B ターボファン、12.9 kN (2,900 lbs) × 2
性能
- 最大速度: M 0.785
- 実用上昇限度: 12,500 m
- 1 T-1 (航空機・アメリカ)とは
- 2 T-1 (航空機・アメリカ)の概要
- 3 航空自衛隊のT-400
- 4 参考文献
- T-1 (航空機・アメリカ)のページへのリンク