SDガンダムフォースの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 00:47 UTC 版)
ダークアクシズ
ジェネラルの間
- ジェネラルジオング
- ダークアクシズの総統。
- 頭部にモノアイのような目が三つあり、それが連結して一つの目になったりする。また、手にも掌と甲の部分に目が付いている。
- 獣のような鳴き声以外、言語は話さない[26]。よってその意思は主にガーベラにしか理解できない。残忍な策略家であり、キャプテンガンダムの力の源がシュウトであることを看破してシュウトを取り込んで捕らえ、捕らえたシュウトにネオトピア崩壊の悪夢を見させたり[27]、あげくには幻影に苦しむシュウトの映像を自分の周りに投影し、敵の焦燥を大いに煽っていたりしていた。
- 腕は独立して動きメガ粒子ビームを出せる。他にも全身から宣戦の角を生み出して射出(ファンネル)したり、最強の武器として口にあたる部分からデスレインと呼ばれる光線砲を放つ。また、トラクタービームという自分の体内に標的を取り込む光線兵器も持っている。次元のゲートを一時的に開く力をも有している。プロフェッサーガーベラいわく、デスレインは0.01%の出力でも山を吹き飛ばし次元を破壊してしまうほどの威力であり、その衝撃でミノフス境界とラクロア、そしてネオトピアの空にも大穴を開けてしまった。
- その正体はダークアクシズが生まれた次元世界の次元転送装置そのもので、その次元を消滅させた時、別の次元へと転移する際にジェネラルジオングのボディを強引に反物質へと変換したためにボディの大半を失い、自分のボディを再生させるために部下を使ってガンダミュウムと呼ばれる時空金属を集めさせていた[3]。その体内にはダークアクシズ要塞の一部である黒いソウルドライブが内蔵されている[22]。終盤にて配下であるはずのプロフェッサーガーベラことマドナッグを取り込んで完全に復活。全次元を滅ぼそうとするが、天宮に集結した仲間たちの声援を受けて限界以上の力を発揮したS.D.Gの攻撃と希望を取り戻したシュウトの抵抗により頭部以外の体を破壊され、頭部もガンダムフォースとザッパーザクたちの攻撃で撃破され消滅した。
- 漫画版では自らを「人の心の闇から生まれた存在」と称している。最期はアニメ版同様に敗れるが、その際に自身の復活を示唆しつつ爆散した。
最高幹部
- プロフェッサーガーベラ
- 声 - 大塚明夫
- ダークアクシズ幹部の一人で、最も総統ジェネラルに近い存在。役職は最高技術長官。物を作ることができないダークアクシズの中で唯一、物を作り出すことのできる存在。両腕に解体道具を装備しており、射出することも可能。「ネガティブゾーン」という独自の対話空間を展開することも可能。[28]基本的に冷静だが、有機体(人間)に対して異常なまでの憎悪を見せる。武器は胸から発射し相手の身動きを取れなくする「ステーブラ」。虚言も多く、騎馬王丸は彼を完全に信用していない。
- ジュネラルによる次元転送が回復すると、ジェネラルの手によってガンダムサイに侵入、ガーベラシステムでキャプテンを捕らえて仲間に勧誘するが拒絶されてしまい、キャプテンを大破寸前に追い込むが自身も外装を壊され真の姿を露わにした。その後は要塞と共に天宮に直接侵攻し、自身の正体を明かしつつハイパーキャプテンと激突する。
- GP04マドナッグ
- プロフェッサーガーベラの正体で、未来のネオトピアからやってきたキャプテンの後継機。GP04の形式番号が与えられている為分類は万能戦闘型モビルディフェンダーと思われる。未来のネオトピアで宇宙空間におけるワープ航法の実験のテストパイロットに選ばれたが、事故で時空の狭間に放り出されてしまう。そして悠久の時間を彷徨ったあげく、ダークアクシズ要塞と出会い、自分がS.D.G.によって見捨てられたという情報を植え付けられ、さらに「人を信じる心」を「人を憎む心」に書き換えられ、これをきっかけにジェネラルと共に自分を見捨てた世界の破滅を目論む。元々がS.D.G.メンバーであったため、彼が開発したコマンダーサザビーを初めとするダークアクシズの機体や面々は、ネオトピアのテクノロジーと類似・共有している。機体色はネオトピア時代は白だったが、ダークアクシズになってからは黒となった。
- 戦闘力はハイパーキャプテンを上回り、自分を救おうとしなかった恨みと苦しみをキャプテンにぶつけ、圧倒的な戦闘力でキャプテンの反撃を許さずに苦しめるが、バックパックをオプションZに換装したキャプテンに形勢逆転されて敗北。ジェネラル復活の最後の計画を実行するために自ら溶鉱炉に落ちて自決しようとするが、キャプテンに手を握られて助けられる。しかし、キャプテンに見捨てられてないことがどうしても信じられず、キャプテンの手を振り放して計画通りに溶鉱炉へ落ちて自決した。
- 漫画版では洗脳が解けかけ、オプションFを破壊されたキャプテンを助けるが、ジェネラルに撃たれて溶鉱炉に落ちる。死に際に放った言葉は、「オレハ…モウイチドシンジ…」と自分が犯した悪行を後悔する悲劇的なものだった。
- 一人称は「私」だが、漫画版では「俺」となっている。
- 第51話でシュウトが思い描いた未来の中にはネオトピア時代のマドナッグも描かれていた。
- 名前は「ガンダム(GUNDAM)」の綴りを逆読みしたところから。発音はマドロックと同じ。
ネオトピア侵攻部隊
- コマンダーサザビー
- 声 - 池田秀一
- ネオトピア侵攻部隊の最高指揮官で、プロフェッサーガーベラの直属の部下。身長244.33cm、体重272.95kg。基本的に有能な指揮官であり、部下たちに様々な兵器の支給、物資の補給を行なった。しかし失敗した部下には容赦なく、いつもザッパーザクたちは失敗の罰を受けており、「当てにならない」と罵られ失望されているほか、役立たずや気に入らない部下は躊躇なく処分する[29]など、その性格は傲慢かつ残虐にして冷酷非道極まりない。また、仲間意識も一切無く、グレードーガやドーガ部隊を虐殺したことに憤慨するシュウトに対して「仲間など必要ない」「支配する者とされる者だけがある」として憚らなかった。しかし、漫画版ではザッパーたちに手書き(しかも悪筆)の作戦内容を送るなど意外とコミカルな一面も見せた。
- 武器はファンネル、3門のメガキャノンや体中から発射される拡散メガ粒子砲・両腕に仕込まれているビームサーベルを装備している。
- ネオトピアへの侵攻を本格的になった際にはザッパーザクらを見限り、自らもマグナムサイを駆ってドーガ部隊を引き連れてネオトピアに侵攻した。自分の分身であるザコレッドを使ってキャプテンのソウルドライブを強奪させ、それと同時にネオトピアを制圧する。だが、ソウルドライブの奪還に来たシュウトとゼロ、爆熱丸の抵抗によりキャプテンの復活を許してしまう。
- ヘビーウェポンキャプテンガンダムとの戦いで敗北。破壊される間際、自分にもソウルドライブがあることを明かし、ネオトピアの支配権を与えることを条件にキャプテンガンダムを仲間に引き入れようとした。しかしこの言動に怒るキャプテンガンダムに拒絶され、最期はソウルドライブを打ち砕かれ自分の敗北が信じられないまま爆発四散した(ガーベラいわく「話し下手」)。
- 日本で放映された際は、シャア・アズナブルの声をあてた池田が声優を務めているため、「見せてもらおうか…この世界のガンダムの性能とやらを!」「ええいっ!!」など、シャアの印象的な言葉を彷彿とさせる台詞回しが多い。
- ザコレッド
- 赤い身体と角という特徴を持つザコソルジャー。コマンダーの直属であり、超エリート。ザコソルジャーいわく「神出鬼没」な存在で、戦場を自在に動きまわって非常事態の指揮をとることもあるなど他のザコソルジャーとは異なる存在。
- その正体は、指揮官という立場上自由な行動を制限されてしまうために、その対策として代替機(ザコソルジャー)を使って身分を隠していたコマンダーサザビーである[22]。制圧が成就した後は、意識を元の自分の身体に戻し用済みとして戦線の角からコマンダーサザビーに蹴り飛ばされる。なお、ザクレロゲートを操るザクレロモバイルを持っていたのは彼であり、蹴飛ばされた身体から放り出たチョビレロがベル・ウッドによって回収されてしまう。
- なお、他のザコソルジャー同様語尾・口癖は「~ザコ(通常と異なり、一旦語尾を区切って発音する)」[30]。
ドーガ四天王
- イエロードーガ
- 声 - 宮田幸季
- ドーガ四天王の一人にして四天王のリーダー格[3]。すさまじい剣技の持ち主で[3]、翼のパイロンに魚雷も兼ね備えた大型ミサイルを持ち、専用武装としてガトリングシールドを装備している。女言葉を使うやかましい戦士。ガンバイカーを退け、キャプテンガンダムを追い詰めるが、傷を負いながらも駆けつけてきたガンイーグルと交戦するが敗北した(明確に破壊されたシーンは描かれていない)。
- 漫画版では他の四天王もろとも爆熱丸に撃破された。
- グレードーガ
- 声 - 中嶋聡彦
- ドーガ四天王の一人にして四天王のサブリーダー格。翼のパイロンにミサイルポッドを持つ。破壊を楽しみ相手が子供でも容赦しない残忍かつ過激で好戦的な性格の破壊狂[3]で、横暴な口調で話す。また執念深く、自身に手傷を与えた相手を報復しなければ気が済まない。最初はザコレッドをサポートし、ソウルドライブ奪還に乗り込んだシュウトを執拗に攻め立てるが、ソウルドライブ無しのキャプテンガンダムに半壊させられる。最期は左肩を負傷したにもかかわらず汚名返上をしようとしたところをコマンダーサザビーにその執念深さを「見苦しい」と咎められ、ファイナルメガキャノンによって無残に破壊された。
- ブルードーガ
- 声 - 水島大宙
- ドーガ四天王の一人。四天王で唯一ミサイルポッドを持たないが、代わりにビームライフルを所持している(GBA版では徒手空拳を用いた接近戦を得意としている)他、機動力と射撃力も四天王の中でも一二を争う[3]。嘲笑的な態度を取り、口調も子供っぽい。善悪の判断のつかない子供のように遊び感覚で破壊・殺戮活動を行う卑怯かつ下劣なサディストで、特に石化したネオトピア市民に対し「ほーらほーら!壊れろ壊れろぉ!!」と無邪気に笑いながら攻撃しようとしていた。また、初見のガンダムフォースを「弱っちそうだね~」と決め付け見下すなどかなり傲慢。爆熱丸によって倒される。
- パープルドーガ
- 声 - 諏訪部順一
- ドーガ四天王の一人。イエロードーガと並ぶビームサーベルの使い手[3]で、翼のパイロンに三連装ホーミングミサイルを持つ。過激で攻撃的な四天王の中でも比較的冷静沈着で、慇懃無礼な口調で話す。ゼロと戦いを繰り広げるも、最後は隙を突かれて倒されてしまう。
部隊長(ダークアクシズ三人衆)
彼等の頭についている指揮官の証たる角には、部隊ナンバーに合わせて黄色い線がついている。それぞれの名前は出展機体の頭文字にちなむ。また、部隊長三人を「ブラッディ・ブラザーズ」と呼ぶ案があった。[31]
- ザッパーザク
- 声 - 柳沢栄治
- ネオトピア侵攻部隊の隊長の一人。角の線は一本。最初に攻めてきた部隊長でもある。粗暴で短気な性格をしており、怒ると所構わずマシンガンをぶっ放す癖がある。計画性に乏しく、何も考えずに破壊行動を行っている節があるが、「部下の面倒を見ない奴は偉くも何ともない」と説くなどザコソルジャーの中では最も親しみのある指揮官のようである。かつてのラクロア滅亡にも関わっている。
- 侵攻が本格的になってからは、グラップラーグフとデストロイヤードムと共にビグ・ザムを駆ってブランベース攻略を開始するが、コマンダーからは既に見捨てられており、ブランベース陥落と同時に捨て駒にされてしまった。侵攻作戦失敗後はS.D.G.に捕縛され、ロボクリニックに入れられて改心し、清掃奉仕隊員となる。
- 以降は花とモップを愛する妙な性格に変貌していくが、ザコソルジャーたちの健闘によって、荒っぽい性格は健在となった。実はこれらのことはジェネラルに対して復讐を狙い、そのチャンスを窺うための演技であった。ジェネラルへの復讐を果たした直後、ダークアクシズの新たなリーダーになろうとするが、天宮の武者たちに囲まれて断念。その後、元気丸の下で天宮統治へと向かい、平定後は29機のビグザムを率いて、グラップラーグフやデストロイヤードム、そして部下とともに次元パトロールの応援に就いた。
- 漫画版でも侵攻作戦後はロボクリニックによって改心。アニメ同様にガンダムサイに搭乗するが、ジェネラルへの復讐絡みの描写は一切なかった。
- 当初はモチーフになった機体同様、ブラッディザクという名前であったが、アメリカのTV局からブラッディ(血)は控えてほしいという要請があり、現在の名前に改名された。改名の際、韻を踏んだ名前にしようと決定し、他の二人もそれに倣っている。ザクの頭文字である「Z」で始まる単語を検索し、ZAP(アメコミでよく見られる銃撃の擬音)からザッパー(Zapper)と命名された[32]。
- 外伝において、昔はヒートホークのザクという名で、性格も真面目で優しかったが、指揮官選出戦の際、対戦相手の卑劣な手によって性格が豹変してしまったという設定がある。劇中ではザコソルジャーから「ザクさま」(漫画版では「ザッパー様」とも呼称)と呼称されているが、書籍ではザコソルジャーと区別するためか「ザッパー」と呼称されることが多い。
- グラップラーグフ
- 声 - 岩尾万太郎
- ネオトピア侵攻部隊の指揮官。角の線は二本。三人の中で最もクールな頭脳派にして残忍かつ狡猾な性格の野心家で、初登場時はザッパーたちをキャプテンもろとも殺害しようとするなどその残忍性が強調されていたが、話が進むに連れて他の2人とあまり大差ないドジで間抜けな一面を見せるようになった。ザッパーザクとは犬猿の仲。しかし、デストロイヤードムが出てくると、たまに意気投合する。後半では性格の変わったザッパーザクとデストロイヤードムに振り回された。元気丸のことは、それとなく認めている。コマンダーに見限られた際は、暢気に構えていたザッパーとドムに比べてかなり落ち込んでいた(漫画版では全員一緒に落胆していた)。
- ザッパーザク同様ラクロア滅亡に関与しているだけでなく、彼は他世界のガンダムに関する知識に富んでいる。
- 左腕は付け替えることが可能で、カギヅメや通常アームになったりすることが可能。右腕にはヒートロッドが仕込まれているが、本編では使われることはなかった。また、その内部には強力なミサイルが一発搭載されている。最後はザッパーザクにそそのかされ、合体技を放ってしまい、ジェネラルへ止めを刺してしまう羽目になった。戦後はザッパーザクたちと同様に天宮統治に向かった。
- 漫画版ではデストロイヤードムやザコソルジャーの面々共々、ガンダムサイには搭乗しない。
- 「グラップラー」は「格闘士」の意であり、デザインはバウンティハンターグフのマイナーチェンジがモチーフになっている[25]ほか、腰部バーニアはトールギスのバーニアをモチーフとしている[25]。
- デストロイヤードム
- 声 - 松本大
- ネオトピア侵攻部隊に属する指揮官の一人。角の線は三本で、ガンダム史上初の角付きドムである[33]。通称「ウェポンマスター」。グラップラーグフいわく、三人の中では一番戦闘力が高い。しかし、逆に三人の中では最も知能が低く(簡単な計算もできないなど)、ザッパーから「奴に作戦行動を期待するのが間違い」と言われるほど問題を起こしていた模様(漫画版では本人もそのことを気にしており、爆熱丸を「パワーだけの単細胞」と莫迦にした際に放ったザコソルジャーたちの「ドム様と同レベル」の言葉に怒っている)。筋金入りの武器マニアで、いつも引いて歩いているギャロップにはたくさんの武器が搭載されている。逆に武器がないと落ち着かなくなる重度の武器依存症。また、基本的に鈍重でのんびり屋だが、一旦怒ると周囲に無差別攻撃を仕掛ける。その性格や経緯から他の二人の指揮官からは敬遠されており、コマンダーが彼を呼ぶと言った際には「勘弁して欲しい」と懇願していた。脚部にはローラーダッシュが施されてあり、これによる高速移動が可能。胸部は開閉可能で、中には拡散ビーム砲が内蔵されている。
- 後半は武器を全て取り上げられてしまったため、少しでも武器(ガーベラのマスクでさえ)が手に入ると途端に自分の世界に入り込んでしまうことも少なくは無かった。基本的に無口だが、武器を見ると饒舌(たまに女言葉の混じった)になる他、後半は何かにつけては喋っており、武器を手に入れてはしゃいだり、元気丸の帰還を喜んだりしている。「~ドム」と語尾につけるのが口癖。戦う際には「オペレーション○○」と戦闘スタイルに合わせて変わる。
雑兵
- ザコソルジャー
- 声 - 長嶝高士、小谷津央典、北大輔他
- ダークアクシズの量産型部隊兵士。個人戦闘よりも団体戦闘を得意としている。基本的に間抜けな面々ながら、それなりに個性があり多彩な性格を持つ。普通は使い捨て扱いだが、稀に直して貰えると記載されている。「~ザコ」が口癖。装甲が外れて骨組が露わになると恥ずかしがる。
- 全SDガンダム作品を通して、外見が殆ど変わらない永遠のザコキャラ。主にキャラクターとされているのは以下の通り。
- ザコソルジャーA
- 声 - 千葉進歩
- ザコザコアワーで赤いマイクを持っているザコソルジャー。主に進行役。「いやいやいやー」が口癖。高所恐怖症。次元構造について知っていたり、博識な面も。
- ザコソルジャーB
- 声 - 西脇保
- ザコザコアワーで青いマイクを持っているザコソルジャー。主に調査役。「違うんですよそうなんですよ!」が口癖。「ここだけの話」と言って話を切り出すことが多い。
- ザコソルジャーC
- 声 - 伊藤健太郎
- ザコザコアワーで黄色いマイクを持っているザコソルジャー。主に質問役。「でもでもでも!」が口癖。知識に乏しいのか解説シーンは少なめだが、「真の力、真の力」と言ってテーマの核心を突くことが多い。
- おたまザコ
- 声 - 神谷浩史
- コック帽におたまが特徴のザコソルジャー。ラクロア侵攻に関わっており、トールギスを知っている。代理進行役が多く、ラクロアでは一時的にメインを務めた。エルメチュと仲が良い。
- コックザコ
- 声 - 松本大
- コック帽に泡立て器が特徴のザコソルジャー。トールギスの大ファンで、事あるごとに「T様!」と騒いでいる。解説は下手なうえ投げやり。途中でデスサイズのファンになってしまう。
- ガンダムフォース偽装ザコソルジャー
- ガンダムフォースに偽装したザコソルジャー。ザッパーザクたちの打倒ガンダムフォースのイメージトレーニングに付き合ったが、正確に言えば敗北した憂さ晴らしに近かった。
- モビルシチズン偽装ザコソルジャー
- ザコ子(ザコこ)(声 - 長嶝高士)とザコ太(ザコた)(声 - 西脇保)からなるジムに変装したザコソルジャー。爆熱丸を除くガンダムフォースの面々から見ればバレバレ。ガンダムフォースの特徴を調査し、精霊の卵の強奪を目論むが、卵から誕生したフェンに撃退され失敗に終わる。
- ドーガボマー
- ザコソルジャーよりも忠実で有能な量産型戦闘員。決戦時にしか使用されない。個性はなく、完全な兵器として様々な活動を行う。空を飛ぶことができ、戦闘能力はかなり優秀である。ザコソルジャーたちからは「セリフは無いくせにでしゃばり」と批判されているところから彼らとは険悪な関係にある[34]。また、最終決戦ではザッパーザクたちを平気で攻撃していた。
その他
- ザクレロゲート
- 声 - 長嶝高士
- 次元を移動することができる次元ゲートで意思がある。様々な次元を超えることができるが、時空までは超えることができない。仲間の命令しか聞かず、シュウトはそれを利用してボイスチェンジャーを使いゲートを開かせた。ダークアクシズの呪縛を受けていたが、ダークアクシズの消滅によって解放される。次元転送の力によってジェネラルのデスレインをリフレクトし、破壊するきっかけを作った。息子のチョビレロに「パパレロ」と呼ばれている。解放された後は元いた次元へと親子仲良く帰っていった。
- チョビレロ
- 声 - 若林直美
- ザクレロゲートを呼び出すことのできるザクレロモバイルの名前。ザクレロゲートことパパレロの子供。絆が途切れると呼ぶことができなくなってしまう。
- エルメチュ
- 声 - 石毛佐和
- ガンダムサイに住み着く鼠型メカ。修理機能があることがザコザコアワーで判明する。「エルメチュー」と喋り、やたら一人ぼっちのキャラと仲良くなる傾向がある。
- ^ タイトルコール、次回予告ナレーションも兼任
- ^ ガンダム画報2より
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s SDガンダム アニメーションメモリアルブック
- ^ ザコザコアワー Special Edition
- ^ 映画作成で斬られ役を演じた際斬られたにもかかわらず間違えて笑顔になる、黒リリ姫が白バグバグを盗もうとしているのを自身を擽っていると勘違いして急に笑い出して彼女を驚かせるなど
- ^ この名称は設定のみであり、実際の劇中では呼称されていない。
- ^ a b ダルタニアン岡崎が語るSDガンダムフォースキャラクター裏解説 キャプテンガンダム
- ^ Vロッドを使用する際の口上は「私は特例として武装火器の使用を許可されている」。
- ^ ダルタニアン岡崎が語るSDガンダムフォースキャラクター裏解説 翼の騎士ゼロ
- ^ カードダス「アルティメットバトル」でもコマンドガンダムの形態の一つとして他の作品での形態(コナンガンダムやターボランダーなど)とともに描かれている。
- ^ ダルタニアン岡崎が語るSDガンダムフォースキャラクター裏解説 ガンイーグル
- ^ ハロ長官は左腕に彼と同じミサンガをつけている。
- ^ SDガンダムフォースキャラクター裏解説 熱砂の騎士 ロック
- ^ SDガンダムフォースキャラクター裏解説 紅蓮の騎士 バトール
- ^ トークショーより
- ^ SDガンダムフォースキャラクター裏解説 闇の騎士デスサイズ
- ^ その圧倒的な戦闘力は、SDガンダムシリーズにおけるトールギス(『鎧闘神戦記』の雷迅将トールギスや『BB戦士三国伝』の呂布トールギスなど)に共通するものである。
- ^ その際、爆熱丸に「武士の情け」をかけられたが、ガンダムへの和解には至らなかった
- ^ ただし、彼の魔法によって生み出されたポーンリーオーが後のザコザコアワーに登場しているため、本当に命が尽きたかは不明
- ^ 『SDガンダム アニメーションメモリアルブック』ではこの姿が精霊ワイバーンの本来の姿だとされている[3]
- ^ これはトールギスが魔剣に食らわせた配下のヴァイエイトとメリクリウスの力である
- ^ a b c d e DVD-BOXのブックレット
- ^ 実際にどんな罰が執行されたかは描かれていない。
- ^ モチーフであるウォルターガンダムのバーサーカーシステムによるフェイスオープンがモチーフとなっている
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q SDガンダム デザインワークス
- ^ 人語を話したのはシュウトの影に変身した際(声:朴璐美)とソウルドライブ体のみである。
- ^ その世界ではラクロアと天宮は消滅しており、ネオトピアは反乱を起こしたモビルシチズンの手で壊滅状態となっていた。また、その世界のシュウトとナナは現代のシュウトに「ロボットは敵だから信用するな」と冷たく言い放った。未来のシュウト兄妹は第51話でも登場したが、そちらはシュウトがイメージしたものであるため、キャプテンたちと仲良く過ごしていた。
- ^ これは、ダークアクシズ要塞と出会ったマドナッグが説得された際の空間と酷似している。
- ^ ダークアクシズ三人衆をブランベース陥落のための捨て駒として利用したり、汚名返上しようとしたグレードーガを「見苦しい」という理由で殺害する、ダークアクシズの残忍さを現すためにドーガ部隊を無益に虐殺するなど。
- ^ 後にスタッフはガンダムエキスポ2008における『SDガンダムフォース・ディレクタートークステージ』にて「池田さんに『ザコ』と言ってもらえるか不安だった」と語っている。
- ^ ダルタニアン岡崎が語るSDガンダムフォース裏設定2008年7月11日デストロイヤードム
- ^ ダルタニアン岡崎が語るSDガンダムフォース裏設定2008年7月8日ザッパーザク
- ^ ダルタニアン岡崎談
- ^ 公式サイトの『ザコザコリポート』第42話より
- ^ これらはカトキハジメのデザインしたガンダムメカの集大成でもあるという
- ^ 正確には「ゴッドガンダムモチーフの鎧を着たシャイニングガンダム」
- ^ 兜の下はブリテンガンダムの頭部をモチーフとしている
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