NGC 1055 NGC 1055の概要

NGC 1055

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/09 18:28 UTC 版)

NGC 1055
GALEXで撮影したNGC 1055の紫外線画像
星座 くじら座
視等級 (V) 11.4[1]
視直径 7′.6 × 2′.7[1]
分類 SBb:[1] II-III: spindle
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α) 02h 41m 45.2s[1]
赤緯 (Dec, δ) +00° 26′ 35″[1]
赤方偏移 994 ± 5 km/s
距離 52 ×106光年[2]
別名称
別名称
UGC 2173[1], PGC 10208[1]
■Project ■Template

明るい渦巻銀河M77と連星系を形成し、これら2つは、NGC 1073と他の5つの小さな不規則銀河を含む小さな銀河群の中で最も大きい銀河である。NGC 1087、NGC 1090とNGC 1094は、この銀河群に近いように見えるが、実際には同じ方向にあるだけでずっと遠くにある。

公表されている赤方偏移によると、NGC 1055までのおおよその距離は約5200万光年、直径は約11万5800光年と推測される。NGC 1055とM77との距離は、約44万2000光年である。

NGC 1055は明るい赤外線源かつ電波源で、特に温かい一酸化炭素の波長で明るい。この結果は、並外れた星形成活性に由来すると考えられている。遷移核を持っている可能性が高いと考えられるが、低電離中心核輝線領域になる可能性はほとんど無いと思われている[3]

外部リンク

座標: 02h 41m 45.2s, +00° 26′ 35″


  1. ^ a b c d e f g NED (February 25, 2007), Results for search on NGC 1055, http://nedwww.ipac.caltech.edu/cgi-bin/nph-objsearch?objname=NGC+1055 
  2. ^ Normandin, George (2002). "Edge-on Spiral Galaxy NGC 1055 in Cetus". Retrieved December 26, 2006
  3. ^ Ho, Luis C.; Filippenko, Alexei V.; Sargent, Wallace L. W. (October 1997), “A Search for "Dwarf" Seyfert Nuclei. III. Spectroscopic Parameters and Properties of the Host Galaxies”, Astrophysical Journal Supplement 112 (2): 315-390, arXiv:astro-ph/9704107, Bibcode 1997ApJS..112..315H, doi:10.1086/313041 


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