Micro-Star International
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 01:58 UTC 版)
日本における正規代理店
- 株式会社アスク
- 株式会社アユート
- 株式会社マイルストーン
- 株式会社リンクスインターナショナル
- かつての代理店
製品
主な製品としては、マザーボード、ビデオカード、ラップトップパソコン、デスクトップパソコン、ディスプレイ (コンピュータ)などがある。製品はOEM供給されることが多く、ATI Technologies(現AMD)やNVIDIAも同社で製造している。2001年にはビデオカード生産量が世界一位となる。米国インテル社のオフィシャルパートナー (Tier-1)ベンダーの一つでまた、AMD Athlon (K7) 用マザーボード「MS-6167」やAthlon 64 (K8)用であるVIA K8T800チップセットを搭載した「K8T NEO-FIS2R」[8]を世界初で発売したメーカーでもある。かつては日本法人独自に1999年にIntel 440BXチップセット搭載のSlot1マザーボードにSocket 370変換カードを同梱した「MS-6199」や2003年にビデオカード冷却にヒートレーンを採用したNVIDIA GeForce4 Ti搭載の「寂、」シリーズのようなコアな自作PCユーザーに向けたユニークな製品を企画販売した。新技術の取り入れにも積極的で世界初のデュアルSocket 370、IDE RAIDをサポートした「694D Pro-R」[9]、世界初のUSB2.0搭載のマザーボード「K7T266 Pro2-RU」[10]をはじめUSBネットワークに対応した製品や世界初のBluetooth搭載のマザーボード、省電力とオーバークロック機能を両立した「Core Cell」[11]チップ搭載マザーボード、マザーボード上のコンデンサが全て「Hi-c Cap」[12]を搭載したマザーボード、低発熱・省電力の「DrMOS」[13][14]を搭載したマザーボードなど業界の先駆けの製品を数多く発売した。それ以外にもラジオチューナーを搭載したオーディオ風のベアボーンPC(CPU、メモリ、HDD、光学ドライブを取り付ければ自作可能なPCキット)の「MEGA PC」シリーズ[15][16]などもユニークな製品だった。また同社製のマザーボードは、オーバークロックしやすいことで有名で、オーダーメイドPC販売を行うAlienwareやFalcon Northwest(英語)などは、MSIブランドのマザーボードを使用していることで知られている。また、日本のパソコンメーカーではNEC、EPSON、SONY、マウスコンピューター、サードウェーブ (Prime)、KOUZIRO (Frontier)、九十九電機 (eX. Computer)、ロジテック、ユニットコムなどへも、サーバ、ノートブック、ビデオカード、ベアボーン及びマザーボードの供給実績がある。
OEM供給に加えて2008年より日本で自社ブランドの展開を開始しネットブックのWind Netbook U100[17]を皮切りにゲーミングラップトップパソコンのGシリーズ[18]、2009年にはUltrabookを先取りするような薄型ラップトップパソコンのX-Slimシリーズ[19]、2011年にはタブレットPCのWindPadシリーズを発売した。世界的に有名な賞を数多く受賞しており、2004年にはデジタルオーディオプレーヤー「MEGA Player 515」[20]、「MEGA Player 516」[21]、「MEGA Player 521」[22]及びモバイルストレージ「MEGA CACHE 15[23]」の4製品がグッドデザイン賞を受賞をはじめ世界50カ国・350以上のメディアから約8,000もの賞を獲得している。2013年にはオンラインFPS ゲーム「Alliance of Valiant Arms(アライアンス オブ ヴァリアント アームズ)」のゲーミングチームであるGalacticとのスポンサー契約を皮切りに、2014年にはDeToNator、2017年にはSengoku Gaming、2018年にはSunSisterとスポンサー契約し、ゲーミングラップトップPC[18]、ゲーミング用マザーボード[24]及びビデオカード[25]をはじめとする高性能なMSIゲーミング製品[26]の提供を通じてゲーミングチームの活動をサポートしe-スポーツ競技の普及を支援している。
製品ラインナップ
- マザーボード
- ビデオカード
- ラップトップパソコン
- デスクトップパソコン
- ディスプレイ (コンピュータ)
- キーボード (コンピュータ)
- マウス (コンピュータ)
- ベアボーンキット
- デジタルオーディオプレーヤー (現在は販売していない)
- 光学ドライブ (現在は販売していない)
- タブレットPC
- ロボット掃除機 FUNROBOTブランド (日本では未販売)
- カーナビゲーション FUNTROブランド (日本ではOEM向けのみ)
- 組み込みシステム (日本ではOEM向けのみ)
- ^ MSI Investor information
- ^ MSI Investor information
- ^ 英名: Joseph Hsu
- ^ 英名: Henry Lu
- ^ 英名: Jeans Huang
- ^ 英名: Frank Lin
- ^ 英名: Kenny Yu
- ^ MSI K8T Neo-FIS2R (英語)
- ^ MSI 694D Pro (日本語)
- ^ MSI K7T266 Pro2 (英語)
- ^ Core Cell解説 (日本語)
- ^ HI-C Cap (日本語)
- ^ MSIのDrMOSはここがすごい (PDF)
- ^ DrMOS (日本語)
- ^ MSI MEGA 651 (英語)
- ^ MSI MEGA PC 865 PRO (英語)
- ^ MSI Wind Netbook U100 (日本語)
- ^ a b MSI Gシリーズ情報
- ^ MSI Xシリーズ
- ^ MP3 Player MSI/ MEGA Player 515 受賞対象一覧 Good Design Award
- ^ MP3 Player MSI/ MEGA Player 516 受賞対象一覧 Good Design Award
- ^ MP3 Player MSI/ MEGA Player 521 受賞対象一覧 Good Design Award
- ^ Mobile Storage Device MSI/ MEGA CACHE 15 受賞対象一覧 Good Design Award
- ^ MSI Z87 GAMINGシリーズマザーボード
- ^ MSIグラフィックスカード GAMING Series
- ^ MSIゲーミング製品
- ^ a b c d e f g “MSIがサイバー攻撃の被害を公表、公式はファームウェアおよびBIOSのアップデートについて警告”. GIGAZINE. 2023年5月9日閲覧。
- ^ a b c d “Intel Boot Guardの秘密鍵など1.5TBの機密ファイルがMSIへのハッキングで流出”. GIGAZINE. 2023年5月9日閲覧。
固有名詞の分類
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