78式雪上車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/12 16:56 UTC 版)
78式雪上車(ななはちしきせつじょうしゃ)は、陸上自衛隊の主に普通科部隊が、雪上における物資・機材のけん引や人員の輸送・哨戒に使用する雪上車[1]。主に北海道の部隊(普通科以外の部隊も含む)、上越市の第2普通科連隊、米子市の第8普通科連隊など日本海側の豪雪地帯に配備されており、また、軽雪上車と同じ場所に配備される事が多い。1978年(昭和53年)に制式採用され、1996年(平成8年)に78式雪上車(B)型の配備が開始された[2]。
- ^ a b c 自衛隊装備年鑑 2006-2007,朝雲新聞,P63, ISBN 4-7509-1027-9
- ^ a b c d PANZER 臨時増刊 陸上自衛隊の車輌と装備2012-2013 2013年1月号,アルゴノート社,P129
- ^ 通常であれば大型特殊さえ取得していれば操縦可能だが、変速が5速MTであり、かつ公道走行時の操縦能力が試される関係上、部隊では大型免許の取得が求められる
- ^ 実際には整備員が行う定期整備が半年毎にあるので無整備ではない、基本的に5月の運用終了時と10月の運用開始直前の2回整備が行われる。5月の時点で不具合箇所の点検整備及び車検など、10月では使用前のオイル関係の点検チェックが行われる
- ^ 日本の雪上車の歩み,細谷昌之,国立極地研究所,P144-153,2001年
- ^ 特にシフトレバーと各種計器スイッチなど
- 1 78式雪上車とは
- 2 78式雪上車の概要
- 3 関連項目
- 78式雪上車のページへのリンク