2014年世界フィギュアスケート選手権 2014年世界フィギュアスケート選手権の概要

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2014年世界フィギュアスケート選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/09 02:56 UTC 版)

2014年世界フィギュアスケート選手権
男子シングル表彰式
大会概要
大会種 ISU選手権
シーズン 2013-2014
日程 3月24日 - 3月30日
主催 国際スケート連盟、日本スケート連盟
開催国 日本
開催地 さいたま市
会場 さいたまスーパーアリーナ
参加人数 175
賞金総額 710,000 米ドル
優勝者
男子シングル 羽生結弦
女子シングル 浅田真央
ペア優勝 アリオナ・サフチェンコ
ロビン・ゾルコーヴィ
アイスダンス アンナ・カッペリーニ
ルカ・ラノッテ
関連大会
前回大会 2013年世界フィギュアスケート選手権
次回大会 2015年世界フィギュアスケート選手権
■テンプレート ■競技会 ■ポータル ■プロジェクト

概要

2013-2014年シーズン開催の世界フィギュアスケート選手権。シニアクラスの男女シングルペアアイスダンス種目が2014年3月24日から30日まで、日本さいたま市さいたまスーパーアリーナで開催され今回で104回目を迎える。

当該シーズンはソチオリンピックにてフィギュアスケート競技が開催されており、先立って行われたソチオリンピックフィギュアスケート競技でのメダリストうち、男女シングルでは6人中4名、ペアとアイスダンスでは6組中3組が欠場した。

男子シングルは羽生結弦が優勝。グランプリファイナルオリンピック世界選手権の3大会を1シーズンで制すのはアレクセイ・ヤグディン以来2人目。町田樹は2位。世界選手権初出場で2位は日本男子シングル選手の中で最高位となる。また、世界選手権男子シングルで日本人選手が1、2フィニッシュは史上初。ハビエル・フェルナンデスが2年連続で銅メダルを獲得。

女子シングルは浅田真央が4年ぶり3度目の優勝。ユリア・リプニツカヤは初出場で銀メダル、カロリーナ・コストナーは4年連続6個目のメダルを獲得した。

ペアはアリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコーヴィ組が2年ぶり5度目の優勝。8年連続のメダルはイリーナ・ロドニナに次ぐ記録であり、同一のパートナーによるメダルではリュドミラ・ベルソワ/オレグ・プロトポポフ組に並ぶ歴代1位の記録である。2位は初出場のクセニヤ・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ組、3位は2年連続でメーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード組だった。

アイスダンスはアンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ組がイタリアのアイスダンス選手としては13年ぶり2組目の優勝。ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組が初の銀メダル、引退を撤回して出場したナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ組は2年ぶり2つ目の銅メダルを獲得。上位3組は0.06点差にひしめく混戦となった。

出場選手枠

前回大会の結果を受け、今大会において複数出場枠が与えられた国(地域)は、以下の通りである。

出場枠 男子シングル 女子シングル ペア アイスダンス
3 カナダ
日本
日本
韓国
アメリカ合衆国
カナダ
ロシア
カナダ
ロシア
アメリカ合衆国
2  チェコ
フランス
カザフスタン
スペイン
アメリカ合衆国
カナダ
中国
イタリア
ロシア
中国
フランス
ドイツ
イタリア
アメリカ合衆国
フランス
ドイツ
イタリア

最低技術点

出場のために最低技術点(ミニマム・テクニカルスコア)が設定されており、当該シーズンと前シーズンの国際スケート連盟が認める大会で、ショートプログラムショートダンス)とフリースケーティングフリーダンス)の両方でクリアしていなければ出場ができない。

最低技術点
ショートプログラム(ショートダンス) フリースケーティング(フリーダンス)
男子シングル 34.00 63.00
女子シングル 26.00 46.00
ペア 24.00 41.00
アイスダンス 28.00 38.00



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