2014年世界フィギュアスケート選手権
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男子シングル表彰式 | |
大会概要 | |
---|---|
大会種 | ISU選手権 |
シーズン | 2013-2014 |
日程 | 3月24日 - 3月30日 |
主催 | 国際スケート連盟、日本スケート連盟 |
開催国 | 日本 |
開催地 | さいたま市 |
会場 | さいたまスーパーアリーナ |
参加人数 | 175 |
賞金総額 | 710,000 米ドル |
優勝者 | |
男子シングル | 羽生結弦 |
女子シングル | 浅田真央 |
ペア優勝 |
アリオナ・サフチェンコ ロビン・ゾルコーヴィ |
アイスダンス |
アンナ・カッペリーニ ルカ・ラノッテ |
関連大会 | |
前回大会 | 2013年世界フィギュアスケート選手権 |
次回大会 | 2015年世界フィギュアスケート選手権 |
■テンプレート ■競技会 ■ポータル ■プロジェクト |
概要
2013-2014年シーズン開催の世界フィギュアスケート選手権。シニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス種目が2014年3月24日から30日まで、日本・さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催され今回で104回目を迎える。
当該シーズンはソチオリンピックにてフィギュアスケート競技が開催されており、先立って行われたソチオリンピックフィギュアスケート競技でのメダリストうち、男女シングルでは6人中4名、ペアとアイスダンスでは6組中3組が欠場した。
男子シングルは羽生結弦が優勝。グランプリファイナル、オリンピック、世界選手権の3大会を1シーズンで制すのはアレクセイ・ヤグディン以来2人目。町田樹は2位。世界選手権初出場で2位は日本男子シングル選手の中で最高位となる。また、世界選手権男子シングルで日本人選手が1、2フィニッシュは史上初。ハビエル・フェルナンデスが2年連続で銅メダルを獲得。
女子シングルは浅田真央が4年ぶり3度目の優勝。ユリア・リプニツカヤは初出場で銀メダル、カロリーナ・コストナーは4年連続6個目のメダルを獲得した。
ペアはアリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコーヴィ組が2年ぶり5度目の優勝。8年連続のメダルはイリーナ・ロドニナに次ぐ記録であり、同一のパートナーによるメダルではリュドミラ・ベルソワ/オレグ・プロトポポフ組に並ぶ歴代1位の記録である。2位は初出場のクセニヤ・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ組、3位は2年連続でメーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード組だった。
アイスダンスはアンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ組がイタリアのアイスダンス選手としては13年ぶり2組目の優勝。ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組が初の銀メダル、引退を撤回して出場したナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ組は2年ぶり2つ目の銅メダルを獲得。上位3組は0.06点差にひしめく混戦となった。
出場選手枠
前回大会の結果を受け、今大会において複数出場枠が与えられた国(地域)は、以下の通りである。
出場枠 | 男子シングル | 女子シングル | ペア | アイスダンス |
---|---|---|---|---|
3 | カナダ 日本 |
日本 韓国 アメリカ合衆国 |
カナダ ロシア |
カナダ ロシア アメリカ合衆国 |
2 | チェコ フランス カザフスタン スペイン アメリカ合衆国 |
カナダ 中国 イタリア ロシア |
中国 フランス ドイツ イタリア アメリカ合衆国 |
フランス ドイツ イタリア |
最低技術点
出場のために最低技術点(ミニマム・テクニカルスコア)が設定されており、当該シーズンと前シーズンの国際スケート連盟が認める大会で、ショートプログラム(ショートダンス)とフリースケーティング(フリーダンス)の両方でクリアしていなければ出場ができない。
最低技術点 | ||
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ショートプログラム(ショートダンス) | フリースケーティング(フリーダンス) | |
男子シングル | 34.00 | 63.00 |
女子シングル | 26.00 | 46.00 |
ペア | 24.00 | 41.00 |
アイスダンス | 28.00 | 38.00 |
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