2013年のJリーグ
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昇格・降格
- J1からJ2への降格
- 第28節(10月5日)に大分トリニータの16位以下[22] が、第31節(11月10日)にジュビロ磐田の16位以下[23] が、第32節(11月23日)に湘南ベルマーレの16位以下[24] がそれぞれ確定。
- J2からJ1への昇格
- 第39節(11月3日)にガンバ大阪の2位以内[25] が、第40節(11月10日)にヴィッセル神戸の2位以内[26] がそれぞれ確定。
- J2からJ3への降格
- 第15回日本フットボールリーグ第32節(11月10日)において、クラブライセンス未取得のAC長野パルセイロの優勝と、準加盟でクラブライセンスを取得しているカマタマーレ讃岐の2位が決定したことから、J2からの自動降格は行われないと共に、讃岐がライセンスの付帯条件(債務超過解消など)をクリア次第、J2最下位のガイナーレ鳥取との入れ替え戦が行われることになった[27]。
J1昇格プレーオフ
準決勝 | 決勝 | |||||
12月1日・西京極 | ||||||
3位 京都サンガF.C. | 0 | |||||
12月8日・国立 | ||||||
6位 V・ファーレン長崎 | 0 | |||||
3位 京都サンガF.C. | 0 | |||||
12月1日・ 鳴門大塚 | ||||||
4位 徳島ヴォルティス | 2 | |||||
4位 徳島ヴォルティス | 1 | |||||
5位 ジェフユナイテッド千葉 | 1 | |||||
準決勝
レギュレーションにより、年間順位上位の京都サンガが決勝進出。
レギュレーションにより、年間順位上位の徳島ヴォルティスが決勝進出。
決勝
準決勝を共に引き分けて決勝に駒を進めた3位の京都と4位の徳島との対戦となった。
試合立ち上がりからボールキープ率を高めて徳島ゴールに迫る京都と、後方でコンパクトな守備陣形を敷いてそこから一気にカウンターを狙う徳島という試合展開になった[28]。京都は何度かゴール前に迫りながらも徳島がこれをしのぐ時間帯が過ぎたが、前半39分にコーナーキックのポールをDF千代反田充が頭であわせ、徳島が待望の先取点を得る。さらにその4分後には徳島MF藤原広太朗が前線に送ったロングボールをFW高崎寛之が頭でつなぐと、それが京都DF陣の間を駆け抜けたFW津田知宏に通り、津田がDFを振り切りながら足を伸ばすと、これが京都GKオ・スンフンの脇をかすめてゴール。徳島が前半のうちに2点を上げて有利な試合展開とした。
昇格のためには2点が必要となった京都は繰り返し猛攻を続けるが、徳島DF陣が粘り強い守備を見せ最後までゴールを割らせず、そのまま試合終了。これにより、徳島ヴォルティスのJ1昇格が決定。京都は2年連続で年間順位3位としながらも昇格プレーオフで涙を飲んだ。
なお、試合会場の国立霞ヶ丘競技場陸上競技場は、(新)国立競技場への建て替えのために翌2014年夏から順次取り壊しされることが決まっており、この会場で行なわれる決勝戦は今回が最後となった。
京都サンガF.C. | 0 - 2 | 徳島ヴォルティス |
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公式記録 |
J2・JFL入れ替え戦
2013 J2・JFL入れ替え戦(2013 J2/JFL Play-Offs)
JFL 2位のカマタマーレ讃岐がクラブライセンス(J2ライセンス)を取得したことから、J2最下位のガイナーレ鳥取との入れ替え戦が行われた。
2013年12月1日 | カマタマーレ讃岐 (JFL2位) |
1 - 1 | ガイナーレ鳥取 (J2・22位) |
香川県立丸亀競技場 | |
13:03 | 高橋泰 47分 | 公式記録 | 森英次郎 50分 | 観客数: 5,793人 主審: 窪田陽輔 |
2013年12月8日 | ガイナーレ鳥取 | 0 - 1 (2戦合計 1 - 2)
|
カマタマーレ讃岐 | とりぎんバードスタジアム | |
13:03 | 公式記録 | 高橋泰 20分 | 観客数: 6,313人 主審: 福島孝一郎 |
2戦合計スコアが1-2となり、カマタマーレ讃岐のJ2昇格、ガイナーレ鳥取のJ3参入(降格)が決定した。
注釈
- ^ このカードを記念試合とした理由について、「1993年の開幕からJリーグに参加し、過去20年で最多入場者数を記録する浦和と、最多優勝回数を記録する鹿島の対戦を選んだ」としている。
- ^ 11月24日開催のJFL第34節(対HOYO大分戦・香川県立丸亀競技場)において1,472人以上の入場者を集め、シーズンの平均入場者数3,000人以上を確定させた上で、J2・JFL入れ替え戦に勝利することが条件[16]。
- ^ 第10節(2013年5月6日・NACK5スタジアム大宮)の73分に、大宮FW富山貴光と広島GK増田卓也が接触し共に倒れ、増田が救急車で搬送される事態になった際に、大宮サポーターから増田を励ます声援が送られ、第18節(2013年7月31日・エディオンスタジアム広島)の試合開始前に、富山・増田の両選手がそれぞれ相手チームのファン・サポーターへ挨拶を行い、両チームのファン・サポーターが両選手の回復と復帰を祝ったことに対して[29]。
- ^ a b c 町田、金沢、讃岐の3クラブへのクラブライセンス発給は「J2入会審査への合格」が条件となっていた。加えて讃岐にはJ2加盟の条件として「入会審査は厳しく行い、2013年度末に十分な純資産を残すようにJリーグに申し出ること」「2014年度予算が十分な合理性の下で編成され、シーズンを安定して運営できるものと評価されるように申し出ること」と明記された。
出典
- ^ 『2013Jリーグ J1リーグ戦/J2リーグ戦 大会方式および試合方式について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2012年12月18日 。2013年12月27日閲覧。
- ^ “J契約担当者会議 23歳以下の選手、期間外移籍OKに”. スポーツニッポン. (2012年11月1日) 2012年11月11日閲覧。
- ^ 『2013 J1・J2リーグ戦 ホーム開幕カード決定!』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年1月22日 。2013年2月4日閲覧。
- ^ 『【2013Jリーグ J1リーグ戦、J2リーグ戦、2013Jリーグヤマザキナビスコカップ】日程発表』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年2月1日 。2013年2月4日閲覧。
- ^ 『松本山雅FCホームタウン追加について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年2月26日 。2013年2月26日閲覧。
- ^ 『Jリーグ準加盟審査結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年2月26日 。2013年3月6日閲覧。
- ^ 『Jリーグアウォーズ「最優秀ゴール賞」新設のお知らせ』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年2月28日 。2013年5月17日閲覧。
- ^ 『5月15日を『Jリーグの日』として記念日登録 〜5月15日に国立競技場で記念セレモニーを実施〜』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年5月1日 。2013年5月15日閲覧。
- ^ 『Jリーグ20周年記念「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」5月11日(土) J1リーグ戦 第11節 浦和レッズvs鹿島アントラーズ 試合前セレモニー内容決定のお知らせ』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年5月4日 。2013年5月7日閲覧。
- ^ “興梠V弾“誤審騒動”記念試合大荒れ”. デイリースポーツ. (2013年5月12日) 2013年5月17日閲覧。
- ^ “浦和の2点目は誤判定…審判委員長が認める”. 読売新聞. (2013年5月15日) 2013年5月17日閲覧。
- ^ 『「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」を新設 〜Jリーグ公認のJ1、J2リーグ戦MVPを毎月表彰〜』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年5月14日 。2013年5月15日閲覧。
- ^ 『Jリーグ20周年記念企画『Jクロニクルベスト』最終投票結果発表』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年5月17日 。2013年9月24日閲覧。
- ^ 『Jリーグ準加盟審査結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年8月20日 。2013年9月24日閲覧。
- ^ 『Jリーグ準加盟審査結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年9月17日 。2013年9月24日閲覧。
- ^ a b 『Jリーグ入会審査(J2およびJ3)結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年11月19日 。2014年1月13日閲覧。
- ^ 『22歳以下の若手選手育成施策について 〜J3特別参加枠「JFA/Jリーグ U-22選抜チーム(仮称)」のJ3参加決定〜』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年11月19日 。2014年1月13日閲覧。
- ^ 『J1第33節 横浜FM vs 新潟(日産ス)62,632人 J1リーグ戦最多入場者数試合記録更新!』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年11月30日 。2013年11月30日閲覧。
- ^ 『Jリーグ入会審査 (J3) 結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年12月2日 。2014年1月13日閲覧。
- ^ “J3の14年開始を正式決定=12クラブ前後参加へ-Jリーグ”. 時事ドットコム (時事通信社). (2013年2月26日) 2013年2月26日閲覧。
- ^ Jリーグディビジョン3(J3)への、参加に向けた各種資格要件について (PDF) - 公益財団法人日本サッカー協会平成24年度第12回理事会(2013年3月14日開催)配付資料、p.6、2013年5月4日閲覧。
- ^ “【Jリーグ】大分、C大阪に敗れJ2降格決定 広島が首位再浮上”. MSN産経ニュース. (2013年10月5日) 2013年11月12日閲覧。
- ^ “【Jリーグ】名門・磐田、初のJ2降格”. MSN産経ニュース. (2013年11月10日) 2013年11月12日閲覧。
- ^ “湘南が1年でJ2へ…2節を残して降格3チームが決定”. サッカーキング. (2013年11月23日) 2013年11月23日閲覧。
- ^ “ガンバ大阪、J1復帰へ J2降格から1年”. 日本経済新聞. (2013年11月3日) 2013年11月12日閲覧。
- ^ “【神戸】1年でJ1復帰! 3位・京都敗れ“他力”決定”. スポーツ報知. (2013年11月11日). オリジナルの2013年11月15日時点におけるアーカイブ。 2013年12月27日閲覧。
- ^ “【サッカーJFL】長野パルセイロが初V”. MSN産経ニュース. (2013年11月10日) 2013年11月12日閲覧。
- ^ 川端暁彦 (2013年12月9日). “徳島は「徳島らしく」決戦制し、J1へ”. 2013 J1昇格プレーオフ特設サイト. 日本プロサッカーリーグ. 2013年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月15日閲覧。
- ^ 『「チェアマン特別賞」表彰決定のお知らせ』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年11月26日 。2013年12月23日閲覧。
- ^ 『クラブライセンス交付第一審機関 (FIB) による 2014シーズン Jリーグクラブライセンスの交付について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年9月30日 。2013年12月27日閲覧。
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