2004年のオーストラリアグランプリ (ロードレース) 2004年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)の概要

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2004年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/03 06:20 UTC 版)

  2004年のオーストラリアグランプリ
レース詳細
2004年のロードレース世界選手権 全16戦中第15戦
決勝日 2004年10月17日
開催地 フィリップアイランド・サーキット
開催コース 常設サーキット
4.445km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
セテ・ジベルナウ ロリス・カピロッシ
1:30.122 1:31.102
表彰台
1. バレンティーノ・ロッシ
2. セテ・ジベルナウ 3. ロリス・カピロッシ


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
セバスチャン・ポルト セバスチャン・ポルト
1:32.099 1:33.381
表彰台
1. セバスチャン・ポルト
2. アレックス・デ・アンジェリス 3. マヌエル・ポジャーリ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
ロベルト・ロカテリ アンドレア・ドヴィツィオーゾ
1:37.417 1:38.024
表彰台
1. アンドレア・ドヴィツィオーゾ
2. ホルヘ・ロレンソ 3. ケーシー・ストーナー


概要

125ccクラス決勝では、前戦でチャンピオンを確定させたアンドレア・ドヴィツィオーゾホルヘ・ロレンソケーシー・ストーナーとの三つ巴のバトルを制し、シーズン5勝目を挙げた。ロレンソとストーナーは同タイムでのフィニッシュとなったが、写真判定の結果ロレンソが2位となった[1]

250ccクラスでは、ポイントリーダーのダニ・ペドロサはランキング2位のセバスチャン・ポルトが勝ったとしても13位以上でフィニッシュすればタイトルを獲得できる有利な状況となっていた[2]。決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたポルトが独走し、シーズン5勝目を挙げた。ペドロサはリスクを避けた走りで4位でフィニッシュし、前年の125ccクラスに続いて2クラス連覇(カルロ・ウビアリ以来44年ぶり[3])、史上最年少(19歳と18日)の250ccクラス世界チャンピオンに輝いた[4]

MotoGPクラスではバレンティーノ・ロッシが今回タイトルを獲得するには、ランキング2位のセテ・ジベルナウに5ポイント以上差を詰められないことが条件となっていた[5]。決勝レースでは、僅かな逆転の可能性に賭けてポールポジションからスタートしたジベルナウとロッシの熾烈なバトルが展開された。最後は僅か0.097秒差でロッシが抑えきり、シーズン8勝目でチャンピオンを確定させた。これはロッシ自身にとって、ホンダでの3連覇に続いて4年連続となる最高峰クラスタイトル獲得となった。異なるメーカーで連覇を遂げたのは、1989年エディ・ローソン(ヤマハ→ホンダ)以来の快挙となった。またヤマハにとっては、1992年ウェイン・レイニー以来のライダーズタイトルとなった[6]

MotoGPクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 41:25.819 2 25
2 セテ・ジベルナウ ホンダ +0.097 1 20
3 ロリス・カピロッシ ドゥカティ +10.486 3 16
4 コーリン・エドワーズ ホンダ +10.817 4 13
5 アレックス・バロス ホンダ +10.851 6 11
6 ニッキー・ヘイデン ホンダ +12.210 14 10
7 マックス・ビアッジ ホンダ +12.847 7 9
8 玉田誠 ホンダ +12.965 5 8
9 トロイ・ベイリス ドゥカティ +18.607 9 7
10 カルロス・チェカ ヤマハ +21.245 13 6
11 ルーベン・チャウス ドゥカティ +23.173 12 5
12 中野真矢 カワサキ +25.718 11 4
13 アレックス・ホフマン カワサキ +35.137 8 3
14 ジェレミー・マクウィリアムス アプリリア +45.155 15 2
15 ジョン・ホプキンス スズキ +45.197 17 1
16 グレゴリオ・ラビッラ スズキ +52.205 16
17 阿部典史 ヤマハ +52.665 18
18 ニール・ホジソン ドゥカティ +1:11.394 19
19 青木宣篤 プロトン +1 Lap 21
20 ジェームス・ハイドン プロトン +1 Lap 22
21 宇井陽一 ハリスWCM +1 Lap 24
22 ジェームス・エリソン ハリスWCM +3 Laps 23
Ret マルコ・メランドリ ヤマハ 棄権 10
Ret ギャリー・マッコイ アプリリア 棄権 20



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