龍神堂 (堺市)
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龍神堂 | |
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主祭神 | 白長龍王 |
祭神
- 龍神
- 白龍大神
- 白長龍王
- 八王大龍神
- 豊龍大神
- 摂社・末社
- 延命地蔵菩薩
- 子安地蔵大菩薩
- 弥勒菩薩
歴史
- 創建
天保6年(1835年)、現在の大浜1丁目に善法寺が建立された。庫裏に龍神堂と絵馬堂を設置し、慈眼院の龍神尊を遷座した。通称、龍神堂といわれる。[2][3]
「文久改正堺大絵図」(1863年)、「泉州堺港新地繁栄之図」(1836年)頃に「善法寺」がみえる。
[4]。
- 廃寺
明治の廃仏毀釈により、善法寺は廃寺となる。しかし、本堂は残されていた。本堂は、西面三間四方の瓦葺賽珠型の建築であった。『堺市史』第七巻 p787には、本堂の写真が掲載されている。[5]
廃寺の跡地に、旭館(朝日館)が建てられ、敷地内に龍神堂が残った。[6]。
- 移転
昭和5年(1930年)、国道26号の敷設のため、地元の有志の願いにより現在の場所に移設された。[7]。
交通アクセス
参考文献
- 『堺市史』第七巻 別編 清文堂出版、1930年刊、1977年復刻 p.562, p.786-787
- 中井正弘 『旧堺港と神明神社 ウォーターフロント開発の鎮守』神明神社 、1997年
- 中井正弘 『旧堺港周辺 歴史探訪」神明神社 、2000年
関連項目
ギャラリー
外部リンク
- 1 龍神堂 (堺市)とは
- 2 龍神堂 (堺市)の概要
- 龍神堂 (堺市)のページへのリンク