香椎 主要施設

香椎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 02:23 UTC 版)

主要施設

商業施設

戦後、JR香椎駅・西鉄香椎駅周辺の現香椎駅前を中心に商店街が発展し、一時は国道3号沿いに複数の総合商業施設も出店していた。その後、学生の減少や不況などで一進一退を繰り返し、また、一時期に電気店が相次いで開店したため、メディアに取り上げられたこともある。現在はその南部・西部に大型ショッピングセンターなどができている。香椎駅前は旧街道の拡張工事など大規模な再開発が進行中である。

JR香椎駅・西鉄香椎駅周辺エリア

  • フレスタかしい: JR香椎駅ビル
    • 金進堂書店(書籍)
  • セピア通り(香椎駅前商店街・香椎大通商店街)
  • キラキラ通り(旧名称: 博商通り)(キラキラ通り商店街
    • ビーンズ香椎店: パセリ跡地(香椎寿屋跡地)に開店したスーパーマーケット
    • かば田香椎店(辛子明太子)
  • 香椎名店街
  • セピアテラス西鉄香椎
  • 香椎中央商店街

香椎参道・御幸町停留所エリア

  • みゆき通り(香椎みゆき通り商店街)
  • ふくや香椎店(辛子明太子)

香椎浜エリア

勅使道停留所エリア

  • いしむら勅使道店(石村萬盛堂)(菓子)
    • セ・トレボン勅使道店(パン)
  • ドラッグストアモリ香椎宮前店(ドラッグストア)

教育施設

戦後、九州産業大学が開校したのをはじめ、地区内には多くの学校が存在し、西新とともに学生の町としても知られている。また、塾も多く存在する。

大学

高等学校

中学校

小学校

学習塾

セピア通り入り口付近の国道3号沿いに、英進館全教研日能研明光義塾、個別指導塾など多数の塾が密集している。英進館、全教研などは館が複数開設されている。

公共職業能力開発施設

  • 福岡県立福岡高等技術専門校(千早)

病院

  • 香椎療養所(香椎)
  • 疋田病院(香椎駅東)
  • 香椎原病院(香椎駅東)
  • 輝栄会病院(千早)
  • 東野整形外科(香椎駅前)
  • 渡辺産婦人科(千早)
  • ふくみつ病院(香椎浜
  • 千早病院(千早)

現在の九州電力香椎競技場にはかつて九州電力の総合病院であった「香椎病院」があり、福岡大学医学部の前身となった。

娯楽施設

かつて香椎温泉旅館があり、五・一五事件の事前の会合が行なわれた[56]。また、松本清張の小説『点と線』がここで書かれたと言う。#香椎を舞台にした作品も参照。なお、近年まで「香椎温泉」として日帰り温泉施設が存在したが、温泉旅館との関連は不明。パチンコ店が香椎駅前に1店、千早に数店ある。かつてはセピア通り入り口付近の国道3号沿いにもあったが、頻繁にパチンコ店が入れ替わり、現在は塾や美容室が入っている。

その他


  1. ^ 筑前國續風土記 卷之十九 糟屋郡 裏” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園電子図書館. 2023年8月3日閲覧。 「香椎宮」の項 (pp.2–3)。
  2. ^ 中島利一郎の説か。『筑紫史談』第74集、(復刻)福岡県文化財資料集刊行会、1941:1978。 
  3. ^ 池田善朗の説か。 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). p. 6. 2010年1月10日閲覧。
  4. ^ 地名 ARE-KORE”. 博多 ARE-KORE. マスプロ. 2010年1月10日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ 香住ヶ丘古墳出土の三角縁神獣鏡”. 福岡市の文化財、平成18年度指定文化財 (2007年10月8日). 2010年1月8日閲覧。
  6. ^ 香住ヶ丘古墳”. 遺跡ウォーカーβ. 2010年1月8日閲覧。
  7. ^ 『萬葉集』卷第六、957。Manyoshu (Book 6) 第六巻 雜歌”. 日本語テキストイニシアチブ. University of Virginia Library. 2010年1月10日閲覧。
  8. ^ 『角川日本地名大辞典 福岡県』角川書店、1988年。  「香椎宮」の項。
  9. ^ 香椎東校区自治連合会編: “御飯ノ山(おいのやま)城と中世屋敷群”. 私たちの町“香椎東”. 香椎タウンストーリー (2000年). 2010年1月10日閲覧。
  10. ^ 『角川日本地名大辞典 福岡県』角川書店、1988年。  「香椎(中世)」の項。
  11. ^ 筑前國續風土記 卷之十九 糟屋郡 裏” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園図書館. 2023年8月3日閲覧。 「濱男町」の項 (pp.22–23)
  12. ^ 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). p. 6. 2010年1月10日閲覧。
  13. ^ 香椎町役場編 編『町制施行10周年記念 香椎町誌』香椎町役場、1953年。 
  14. ^ 2010年9月30日現在の香椎・香住丘・城浜・香椎東・香椎浜・香椎下原・千早・千早西・香陵・照葉校区計86,591人。住民基本台帳による。
  15. ^ 福岡市東区 (2011年6月13日). “東区校区カルテ”. 2011年7月29日閲覧。
  16. ^ 福岡市東部農業協同組合農産物紹介』(2023年11月15日閲覧)
  17. ^ a b 香椎駅周辺土地区画整理事業(福岡市)
  18. ^ 香椎副都心土地区画整備事業(UR都市機構 九州支社)
  19. ^ 香椎村・香椎町編入までの人口に関しては、香椎町役場編 編『町制施行10周年記念 香椎町誌』香椎町役場、1953年。 
  20. ^ 福岡市総務局編 編『福岡の歴史 市制90周年記念』福岡市、1979年。 
  21. ^ 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). p. 8. 2010年1月10日閲覧。
  22. ^ 香椎参道”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
  23. ^ 第14回都市景観賞一般表彰受賞作品 香椎宮参道のクス並木”. 都市景観賞. 福岡市住宅都市局. 2010年1月10日閲覧。
  24. ^ 万葉歌碑 (1)”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
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  26. ^ 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). p. 9. 2010年1月10日閲覧。
  27. ^ 不老水(ふろうすい)”. 環境省選定 名水百選. 環境省. 2009年1月23日閲覧。
  28. ^ 筑前國續風土記 卷之十九 糟屋郡 裏” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園図書館. 2023年8月3日閲覧。 「報恩寺」の項 (p.22)。
  29. ^ 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). p. 9. 2010年1月10日閲覧。
  30. ^ 報恩寺”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
  31. ^ 筑前國續風土記 卷之十九 糟屋郡 裏” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園図書館. 2023年8月3日閲覧。 「御島」の項 (pp.26–27)。
  32. ^ 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). pp. 7, 10. 2010年1月10日閲覧。
  33. ^ 筑前國續風土記 卷之十九 糟屋郡 裏” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園図書館. 2023年8月3日閲覧。 「冑塚・鎧坂・馘塚」の項 (pp.25–26)。
  34. ^ ふるさと香椎”. 香椎タウンストーリー. 2016年3月8日閲覧。
  35. ^ 筑前國續風土記 卷之十九 糟屋郡 裏” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園電子図書館. 2023年8月3日閲覧。 「馘塚」の項 (pp.26)。
  36. ^ 丸山雍正: “「馘塚」(耳塚)と「鼻證文」”. 県史だより 109号. 福岡県地域史研究所 (2000年5月31日). 2016年3月8日閲覧。
  37. ^ 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). pp. 4, 9. 2010年1月10日閲覧。
  38. ^ 香椎東校区自治連合会編: “御飯ノ山(おいのやま)城と中世屋敷群”. 私たちの町“香椎東”. 香椎タウンストーリー (2000年). 2009年1月20日閲覧。
  39. ^ 御飯(おい)の山城”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
  40. ^ 筑前國續風土記 卷之二十七 古城古戰場 四” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園図書館. 2023年8月3日閲覧。 「御飯の山古城」の項。
  41. ^ 香椎台おいの山公園”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
  42. ^ 舞松原古墳”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
  43. ^ 名島城跡 (1)”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
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  45. ^ 筑前國續風土記 卷之二十七 古城古戰場 四” (PDF). 電子図書館 貝原益軒データ. 中村学園図書館. 2023年8月3日閲覧。 「名島城址」の項。
  46. ^ 御島ゾーン―歴史的要素を活かした憩いのゾーン”. エコパークゾーン. 博多港. 2010年1月10日閲覧。
  47. ^ 香椎地区(御島)シーブルー事業効果検討委員会”. 福岡市港湾局 (2008年2月22日). 2010年1月10日閲覧。
  48. ^ 海浜プロムナード(人道橋)基本設計検討委員会”. 福岡市港湾局 (2008年3月19日). 2010年1月10日閲覧。
  49. ^ 香椎町役場編 編『町制施行10周年記念 香椎町誌』香椎町役場、1953年。  片男佐は現在の香住ヶ丘一帯を指したか。『筑前国続風土記拾遺』では奈多の村民が入海を隔てた唐原村片男佐に古田をもつとし、また伊能大図では現在の牧ノ鼻を「タヲサ鼻」としている。
  50. ^ 『角川日本地名大辞典 福岡県』角川書店、1988年。  「奈多村(近世)」の項。
  51. ^ 第187図 筑後、肥前、筑前・福岡、秋月、豊前”. 伊能大図 九州山口. 九州大学総合研究博物館. 2010年1月10日閲覧。
  52. ^ 【動画】かしいかえん、閉園 65年の歴史に幕”. 西日本新聞. 2022年1月5日閲覧。
  53. ^ 平成19年度 福岡市立東市民センター「歴史講座」香椎グループ編: “香椎地区の歴史ガイドマップ” (PDF). pp. 14. 2010年1月10日閲覧。
  54. ^ 長谷ダム”. 歴史・名所のご案内. 福岡市東区. 2010年1月10日閲覧。
  55. ^ 第28回 Fukuoka東区花火大会 in福岡市東区香椎浜”. 第28回 Fukuoka東区花火大会 in福岡市東区香椎浜. 東区花火大会実行委員会. 2023年8月2日閲覧。
  56. ^ 事実調べ開始され劈頭・古賀中尉起つ - 神戸新聞 1933.7.25(昭和8)”. 神戸大学電子図書館システム. 2016年5月29日閲覧。
  57. ^ 博多バイパス全線開通 国道3号渋滞緩和に期待の声”. 西日本新聞. 西日本新聞社 (2018年3月18日). 2023年8月3日閲覧。
  58. ^ 「『点と線』は香椎温泉で書かれた?」『点と線』第65号、清張の会、2010年1月。 
  59. ^ 『点と線』舞台の町 香椎”. 香椎タウンストーリー. 2010年2月1日閲覧。


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