郡茂徳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/12 14:00 UTC 版)
経歴
三重県出身。1912年（明治45年）、東京帝国大学法科大学独法科を卒業して三重県属となり、1913年（大正2年）高等文官試験に合格した[1][3]。三重県警視、同員弁郡長、同理事官、朝鮮総督府事務官、福岡県事務官、長崎県書記官、愛媛県警察部長、高知県警察部長、宮崎県内務部長、香川県内務部長、福岡県学務部長を歴任した[1][3]。1932年（昭和7年）、新竹州内務部長に転じ[3]、台湾総督府文教局学務課長、総督官房審議室事務官を歴任した[4]。
退官後、台中州会議員、台湾野蚕代表、大和村建築信用購買利用組合長、台中州醤油工業株式会社社長[4]、台湾青果株式会社常務、下関中央青果株式会社取締役を務めた[5]。
戦後は、弁護士を開業し、宇治山田市引揚協力会および同更生組合各理事長、伊勢市監査委員、三重県弁護士会副会長などを歴任した[2]。
参考文献
- 『輓近大日本拓殖史』日本行政学会、1934年。
- 日本官界情報社編 『日本官界名鑑 昭和十二年版』日本官界情報社、1936年。
- 人事興信所編 『人事興信録 第14版（上）』人事興信所、1943年。
- 帝国秘密探偵社編 『大衆人事録 第14版』帝国秘密探偵社、1943年。
- 『産経日本紳士年鑑 第6版 上』産経新聞年鑑局、1966年。
- ^ a b c 輓近大日本拓殖史 1934.
- ^ a b 産経新聞年鑑局 1966, 295頁.
- ^ a b c 日本官界名鑑 1936.
- ^ a b 大衆人事録 1943.
- ^ 人事興信録 1943.
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