走れ!熱血刑事
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走れ!熱血刑事 | |
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ジャンル | テレビドラマ(刑事ドラマ) |
脚本 |
大野武雄 山崎巌 高際和雄 直居欽哉 藤井邦夫 |
監督 |
小山幹夫 根本順善 櫻井一孝 江崎実生 |
出演者 |
松平健 水沢アキ 荒木茂 阿部敏郎 渡辺千恵乃 竜崎勝 宍戸錠 坂上二郎 |
音楽 | 川上了 |
エンディング | 「夜明けまで」 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー |
和佐英彦 西岡弘善 小倉洋二 |
制作 |
テレビ朝日 勝プロダクション |
放送 | |
放送チャンネル | テレビ朝日系列 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1980年11月10日 - 1981年6月15日 |
放送時間 | 月曜 20:00 - 20:54 |
放送枠 | テレビ朝日月曜8時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 26回 |
概要
「愛住署」を中心としたその周辺を主な舞台に、元不良という過去を持つ刑事が、急増する少年犯罪に立ち向かう様を描いた刑事ドラマ[1]。主演は同時期に同局の『吉宗評判記 暴れん坊将軍』に出演していた松平健で、彼のテレビ朝日の現代劇では初の主演作品[2]となった。
視聴率は1981年1月までの時点で、平均6 - 7%(ビデオリサーチ、関東地方)で推移し月曜20時台としては苦戦した[3]。
キャスト
- 山本大介(愛称:ダイスケ)刑事:松平健
- 両親は既に亡く、祖父母に育てられてきた。中学生の頃から不良になり出し「殺人以外は何でもやった」ほど。しかし、ある時中村鉄男刑事に出会ったのをきっかけに心身ともに救われ更生する。そんな経験を持つだけに、少年たちには兄貴のように慕われている。非行少年少女たちを放っては置けないという熱血漢[4]。通常は酒類を1滴も口にしない。
- 大沢淳子 技官:水沢アキ
- 署の嘱託医師兼鑑識員。第一話で署長の許可がおり、鑑識員となる。大介に好意を抱いており、一方では大介の無鉄砲さにいつもハラハラしている。また、自ら事件の渦中に飛び込むこともある[4]。技官は警察官ではないので、拳銃の携帯はできないが、オープニングのラストシーンで刑事達とともに発砲するシーンがある。
- 速水達郎(愛称:ジュニア)刑事:荒木茂
- 大介の同期生。大企業の御曹司でありながら、両親に反発してあえてノンキャリアの刑事を志した秀才タイプ。捜査においては理論派と言われているが、現場の実践では甘い所もある[4]。時に大介と意見が対立することもあるが、第21話で完全なる信頼関係が築かれた。
- 佐々木政雄(愛称:マー坊)刑事:阿部敏郎
- 大介を先輩と慕う捜査課の最若手。年少者ゆえのナイーブな一面も持つが、愛車の大型バイクを使った容疑者追跡時には抜群の働きを見せる。
- 秋元虎子 事務官:渡辺千恵乃
- 戸塚信吾 捜査主任(警部補:愛称チーフ):竜崎勝
- 捜査実務におけるリーダー格。クールな物腰だが、時に暴走しがちな大介たちの行動を抑えつつ、彼らを理解し信頼している。
- 岩下頑 捜査課長(警部):宍戸錠
- 中村鉄男(愛称:テッつあん)刑事:坂上二郎
- 叩き上げの古参刑事。捜査畑一筋の現場主義者で、後輩たちには「デカは足だ。足で考えろ」と常にハッパをかけることから、「足のテッつぁん」とも呼ばれている。一方で人情には厚く、大介を実の息子のように可愛がっている[4]。
スタッフ
- プロデューサー:和佐英彦(テレビ朝日)、西岡弘善、小倉洋二
- 音楽:川上了(演奏:東京室内楽協会)
- 撮影:原一民、片岡二郎、市原康至
- 照明∶木村吉昭
- 美術:山崎秀満
- 録音∶赤坂隆一
- 編集∶諏訪三千男、香園稔
- 殺陣:渡辺安章
- カースタント:スリーチェイス
- 選曲:太田正一
- 録音スタジオ:アオイスタジオ
- 効果:東洋音響
- 装置∶多摩美術センター
- 車輌∶富士映画
- 現像:東京現像所
- タイトル:デン・フィルム=エフェクト
- キャスティング協力:俳協
- 協力:三菱自動車工業、エフワン
- 制作:テレビ朝日、勝プロダクション
- 1 走れ!熱血刑事とは
- 2 走れ!熱血刑事の概要
- 3 主題歌
- 4 外部リンク
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