福島市音楽堂 概要

福島市音楽堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 17:51 UTC 版)

概要

  • 大ホール 1,002席(固定席)
  • 小ホール 200席(移動席)

※その他、練習室及び楽屋が設けられている。

特徴

1984年(昭和59年)開館。福島県内では、数少ないコンサートホールのひとつ。

大ホールの壁全体に、石川県九谷焼タイルを施し、床には音響効果のため全てのムク材を使用している。正面にはデンマーク製のパイプオルガンを備え、このオルガンを演奏したときに最高の音色が得られるよう設計されている。

これにより、残響時間は空席時で3秒、満席時でも2.5秒と、全国のコンサートホールの中でも、特に響きの豊かなホールとなっている。

このような特徴から、クラシック音楽を中心として多くの演奏会に使用されている。しかし、近隣の福島県文化センターと比較すると、座席数が少なく駐車場も狭いことから、吹奏楽コンクール合唱コンクールといった大規模な大会には用いられていなかった(声楽アンサンブルコンテスト全国大会には使用されている)。しかし、最近では合唱コンクールに用いられるようになった。

福島市古関裕而記念館

福島市古関裕而記念館(ふくしまし こせきゆうじきねんかん)は、福島市音楽堂に隣接する施設。福島市出身の作曲家・古関裕而が福島名誉市民1号となったことを記念し、福島市の音楽文化の振興のため、建設された。1988年(昭和63年)11月12日開館。

古関が作曲した「とんがり帽子」を髣髴とさせる、円錐状の屋根を持つ外観が特徴の建物で、館内には、本人が愛用したハーモニカハモンドオルガンといった品々や直筆の色紙や楽譜、レコードなどが展示された展示室、作曲するときに使っていた部屋を再現した記念室、古関裕而に関する映像や音楽を視聴できるAVコーナーがある。また、通り沿いのガラス張りのサロンもあり、ミニコンサートなどが開かれる。

古関裕而記念館

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