正字 正字の概要

正字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/14 07:43 UTC 版)


  1. ^ 例えば「強」の「ム」の部分が「口」になったもの(『康煕字典』も「ム」である)や、「辻」は国字なので『康煕字典』には載っていないが、「二点しんにょう」の字体が「いわゆる康煕字典体」とされる。その他、字画が接触する・しない、出る・出ない、はねる・はねない等の細かな違いは少なくなく、日本の活字フォント間の相違、『康煕字典』のテキスト間の相違もある。
  2. ^ なお常用漢字や人名用漢字に採用されなかった漢字には「新字体」は存在せず、「いわゆる康煕字典体」を用いることになるが、新聞社やJIS漢字コードに示された字体の一部には「いわゆる康煕字典体」と異なる拡張新字体が用いられているものがある。
  3. ^ 笹原宏之「字体・書体」『朝倉漢字講座2 漢字のはたらき』朝倉書店、2006年、105-107頁。
  4. ^ 伊藤英俊「漢字の工業規格」『朝倉漢字講座4 漢字と社会』朝倉書店、2005年、59-60頁。
  5. ^ 野村雅昭「漢字に未来はあるか」『朝倉漢字講座5 漢字の未来』朝倉書店、2004年、226頁。


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