東京都立墨田川高等学校 部活動

東京都立墨田川高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 01:58 UTC 版)

部活動

  • 音楽部は創部80年以上の歴史があり、「春のコーラスコンテスト2016」ユースの部では混声2位・女声3位を受賞。また、平成25年度には、第37回全国高等学校総合文化祭 合唱部門に東京都代表として出場した。
  • 吹奏楽部は1996年に同好会として十数名で創部され、現在は150名を越す大所帯である。東京都高等学校吹奏楽連盟のコンクール連続金賞、都大会出場・日本管楽合奏コンテスト全国大会連続出場・シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会 金賞および総合グランプリ(1位)等の実績がある。
  • 水泳部の強豪校であり、2010年は沖縄インターハイに出場。女子総合は全国4位の実績であった。他にボート部が東京アスリート育成推進校に指定されている。
  • 軟式野球部2001年に全国高等学校軟式野球大会・宮城国民体育大会の出場経験があり、また2012年度第53回秋季関東高等学校軟式野球大会では第三位の成績を収めている。

交通

近隣には東京スカイツリー向島百花園などが位置している。

その他

定時制

1924年(大正13年)に私立東京七中夜学校として開校以来、東京府立七中夜間中学(1933年)、東京府立進思中学(1940年)、東京府立第七中学校第二部(1943年)、東京都立第七新制高等学校定時制夜間課程(1948年)、東京都立墨田川高等学校定時制課程(1950年)という変遷を経て、現在は東京都立浅草高等学校(2006年)へ統合されている。

寺島図書館

1929年(昭和4年)に昭和天皇の即位を記念して、七中の図書館建設計画があったが、費用不足のため校友会と寺島町との共同事業として、隣接する小学校旧校舎を使って1930年(昭和5年)に寺島町立図書館として開館した。設置は寺島町が行い、運営には府立七中校友会が当たるという役割分担のもと、図書館への改造は町が行い、建物内部の備品と閲覧図書は七中校友会が購入。館長と小使いの給与は町が負担し、司書は七中校友会が雇った。開設にあたっては、七中在校生の各家庭から3冊以上の寄贈があった。初代館長は七中の砂崎校長が就任。七中生が付属図書館のように利用していたが、地域住民向けに、七中教師による講演会が定期的に開かれていた。

寺島町の東京市編入で、東京市立寺島図書館、また都制施行により東京都立寺島図書館となる。戦災による焼失で廃館の危機にあったが、地域の篤い要望により、都立日比谷図書館寺島分館として暫定的に存続させた後に、墨田区へ移管させるという特例措置を経て墨田区立寺島図書館となる。2013年(平成25年)4月に京成曳舟駅周辺の再開発事業の一環として誕生した墨田区立ひきふね図書館として、区立あずま図書館とともに発展的統合を遂げたため、2012年(平成24年)度末をもって閉館。現在は解体され、跡地に「喜楽里すみだ工房」(就労継続支援B型施設)が建設、2019年(平成31年)4月にオープンした。

墨田川高校堤校舎

第二次ベビーブーマーによる高校受験人口の増加を受けて、1985年(昭和60年)11月、都教委は墨田川高校に分校を創設することを決定。墨田川高校に開設事務所を設ける。学校の位置づけとして、墨田川高校の臨時増学級として運営するか、あるいはもう1つの墨田川高校、または1、2年生は分校、3年生は「本校」で学ぶなど色々の形態が考えられた。しかし、校長は諸般の事情から、第2の構想を採用し、「分校は61グループの一校として「本校」とは別に生徒募集を行う。その後も、基本的には、分校は分校として独自に運営しながら「本校」の良き校風はとり入れていく。」という方針に決まった。

その後、開設事務所を深川商業高校に移し、1986年(昭和61年)4月に深川商業高校を1年間の仮校舎として開校。翌年に墨田区堤通の新校舎へ移転する。7年間限定の設置予定だったため、「7年高校」などと呼ばれていたが、結果として2003年(平成15年)3月まで存続した。校歌は本校と同じ、校長も兼務、校章は本校の徽章バッジとして使用されていた略式のデザイン(校章の桜のシルエットに数字の7に高を重ねたもの)を引用し、背面の桜をコバルトブルーとし、「7」を隅田川をモチーフとしたライトブルーに、「高」の字は清潔感を表す白へ変えたものが用いられた。教育目標は、自律(自他を敬愛し、自律の精神を養う)、創造(知性を高め、想像力を養う)、実践(心身を鍛え、実践力を養う)。閉校後、残された校舎は、2003年(平成15年)4月から忍岡高校の大規模改修工事に伴う一時移転先として利用され、3年後にその役目も終えて解体工事が行われた。








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