朝日新聞北海道支社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 15:25 UTC 版)
組織
- 北海道支社
2018年に移転した現社屋には、系列民放テレビ・北海道テレビ(HTB)も同年9月に豊平区平岸から低層棟へ移転している。
- 印刷
2008年3月から18年1月まで、朝日新聞社と十勝毎日新聞社(帯広市)との受託契約に基づき、十勝毎日の子会社である「かちまい印刷」が朝日の道東分の印刷していた[10]。契約満了後、その受託は、北海道新聞社のグループ企業である道新総合印刷帯広工場(音更町)が引き継いだ[10]。
2017年2月、朝日は道新と印刷受委託で基本合意し、翌年3月末から道新総合印刷本社工場(北広島市)で朝日朝刊の一部約7万部の印刷受託を開始するが[11][12][13][14]、23年春の道内向け朝日を印刷する日刊大曲工場(北海道日刊スポーツ印刷社)の閉鎖を控え、朝日は道東・道北・日高の一部エリア向けの新聞発行の形態を検討[15]。その結果、22年12月、道内に安定した基盤を持つ道新に包括委託することで基本合意した。これに則り、朝日は道東・道北・日高エリアの一部で、印刷・輸送、販売所からの代金回収などの業務を、道新とグループ会社である道新販売センターに委託。印刷と輸送は23年3月20日の朝刊から、その他の業務は4月1日から実施した。これによって印刷受託済みの他地域向けと合わせ、道内で発行する朝日の全量を道新総合印刷が印刷することになった[11]。
- ^ 朝日新聞社史 昭和戦後編 1995, p. 257.
- ^ 朝日新聞社史 昭和戦後編 1995, p. 257 - 259.
- ^ 朝日新聞社史 昭和戦後編 1995, p. 712 - 713.
- ^ 朝日新聞北海道支社あす移転2018年5月6日
- ^ a b “「創世スクエア」、只今、朝日新聞北海道支社1社入居”. 北海道リアルエコノミー. (2018年6月28日) 2022年9月5日閲覧。
- ^ a b 北海道で夕刊を休止します 朝刊の道内面を拡充 全国の紙面はスマホやタブレットで
- ^ “朝日新聞、北海道内の夕刊を休止へ…経費上昇やデジタルサービスの利用者増”. 読売新聞 (2024年2月7日). 2024年2月11日閲覧。
- ^ “地域の取材網”. 朝日新聞社. 2018年5月19日閲覧。
- ^ “朝日新聞北海道支社あす移転”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年5月6日) 2018年5月19日閲覧。
- ^ a b “道新帯広工場に印刷委託 十勝毎日との契約満了 朝日”. 日本新聞協会 (2018年1月31日). 2018年5月19日閲覧。
- ^ a b “北海道新聞社、道内向け朝日新聞を全量印刷 道東、日高、道北一部の輸送や代金回収なども受託”. 北海道新聞 (2023年3月17日). 2023年5月17日閲覧。
- ^ “朝日が北海道に印刷委託 朝刊7万部、18年春から”. 日本新聞協会 (2012年2月23日). 2018年5月19日閲覧。
- ^ “道新で朝日新聞の委託印刷開始”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年3月26日) 2018年5月19日閲覧。
- ^ “朝日新聞の受託印刷開始(本社工場)”. 道新総合印刷. 2018年5月19日閲覧。
- ^ “道新グループに朝日新聞社が包括委託 販売所からの代金回収も”. 朝日新聞デジタル (2023年3月18日). 2023年5月17日閲覧。
固有名詞の分類
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