忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER 忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTERの概要

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忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 03:52 UTC 版)

スーパー戦隊シリーズ > 忍風戦隊ハリケンジャー > 忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER
10 YEARS AFTERシリーズ
第1作 忍風戦隊
ハリケンジャー
10 YEARS AFTER
2013年8月9日
第2作 特捜戦隊
デカレンジャー
10 YEARS AFTER
2015年10月7日

概要

スーパー戦隊Vシネマ「10 YEARS シリーズ」の第1弾。2002年から2003年にかけて放送された「スーパー戦隊シリーズ」第26作目『忍風戦隊ハリケンジャー』の続編に相当し、テレビシリーズ終了から10年後の後日談を描く[1]。本編時間は51分。2010年に発売された『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕』以降、一部の例外を除きスーパー戦隊Vシネマとして、前作戦隊の後日談が制作されるのが恒例となっていたが、放送終了から2年以上経った過去作品の新作が発表されるのは、同シリーズでも前例のないことであった。

この企画の発端は『ハリケンジャー』の出演者やスタッフが、テレビシリーズ終了後も友人として定期的に集まっての交流を続けており、その中で「10周年を機に何かをやりたい」という話が浮上[2]。2011年に塩谷瞬長澤奈央山本康平のメインキャスト3人がそろって『ゴーカイジャー』に出演したこともきっかけとなり[3]、長澤と山本が中心となって当時の役者や東映スタッフへの働きかけ、山本が企画台本の執筆を行ない、最終的に東映Vシネマでの制作が決定した[4]。役者主導での企画成立という異色の経緯による作品であり、長澤と山本の2人はアソシエイトプロデューサーとしてもクレジットされている。

制作陣には、プロデューサーに日笠淳塚田英明、監督に渡辺勝也、脚本に宮下隼一、撮影に菊池亘アクション監督竹田道弘と、テレビシリーズ制作当時のメインスタッフが集結。出演者も当時のメインキャストがほぼ全員揃っており、芸能界を引退していた福澄美緒も松田佳代名義で本作品のためにカムバックしての出演を果たしている[4]。プロデューサーの加藤和夫の提案により白川が所属する純烈も出演している[5]

本作品のリリースを記念し、ニコニコ動画でテレビシリーズが2013年6月8日から8月3日にかけて、毎週土曜夜10時に5-6話ずつのペースで「ニコニコ生放送」で無料配信されたが、最終話(最終巻)のみ有料のプレミアム会員だけが見られるという形だった。6月29日はテレビシリーズの配信を行わず、本作品のトークイベントの生中継が無料配信された。また2014年6月28日には、本作品の設定を汲んだ直接の後日談として『小説 忍風戦隊ハリケンジャー』(著:宮下隼一)が講談社キャラクター文庫より発売された。

あらすじ

ハリケンジャーとゴウライジャーが、宇宙忍群ジャカンジャに勝利してから10年。

ハリケンブルー・野乃七海とハリケンイエロー・尾藤吼太は宇宙統一忍者流の忍者として、世界の平和を影から守る日々を送っていた。だがある日、宇宙統一忍者流の支部が謎の忍者によって破壊される事件が発生。調査に赴いた2人の前に現れたのは黒いハリケンジャー・ハリケンダークであり、その正体はかつてハリケンレッドとして2人と共に戦った椎名鷹介だった。

「10年前の戦いは間違っていた」という鷹介。彼に手を貸すジャカンジャの残党バット・ゼ・ルンバの狙いは何か。ゴウライジャーとして活躍した霞兄弟も加わり、ハリケンジャーの新たな戦いが始まる。


  1. ^ 公式サイト 作品紹介
  2. ^ 塩谷瞬、原点である「ハリケンジャー」復活に感無量!10年の成長を見せると自信!(シネマトゥデイ 2013年4月3日付、2013年4月6日閲覧)
  3. ^ 塩谷瞬、歓喜!『忍風戦隊ハリケンジャー』Vシネで10年ぶり復活(オリコンスタイル 2013年4月3日付、2013年4月6日閲覧)
  4. ^ a b 奥儀伝授 2013, pp. 8–9, 「疾風流座談会 塩谷瞬×長澤奈央×山本康平」
  5. ^ a b 奥儀伝授 2013, pp. 14–15, 「迅雷流対談 白川裕二郎×姜暢雄」
  6. ^ a b c d 学研の図鑑 2021, pp. 106–107, 「忍風戦隊ハリケンジャー」
  7. ^ 玩具版では合体不可。
  8. ^ a b c d e f 長澤奈央(ハリケンブルー)&山本康平(ハリケンイエロー)が企画・プロデュースした意欲作。『忍風戦隊ハリケンジャー』TV放送後10周年記念のVシネマ完全オリジナル新作!!(Web Newtype 2013年4月3日付、2013年4月6日閲覧)
  9. ^ リーダーの酒井一圭が劇中で発言。またメンバーのブロードウェイ中野が「別に緑色のヒーローになって、怪人と戦ってるわけじゃないですよ」とメタフィクション的な発言をしている。
  10. ^ a b c d e f g エンドクレジットより
  11. ^ 坂本隆 – JAPAN ACTION ENTERPRISE”. 2022年4月18日閲覧。


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