山岡徹 山岡徹の概要

山岡徹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/08 02:52 UTC 版)

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山岡 徹、(やまおか とおる)
2013年、山岡 徹
生誕 山岡 徹(やまおか とおる)
1959年
日本福岡県田川郡香春町
国籍 日本
著名な実績 陶芸
公式サイト http://yamaokatetsuzan.com

陶芸以外に、茶道(さどう)にも精通しており、平成15年には表千家久田宗也(ひさだそうしょ)より花押を授与される。

現在では、高麗茶碗の研究の第一人者である韓国の申翰均(しんはんぎゅん)と親交を深め研究を共に進めている。

2013年冬に公開された映画『利休にたずねよ』では、京都野村美術館館長の谷晃と韓国伝統工芸の申翰均(しんはんぎゅん)の両者より推薦を受け、東映から美術協力を依頼され映画の制作に参加する。同映画は、第37回モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門にノミネートされ、最優秀芸術貢献賞を受賞した。

陶歴

陶歴

  • 1989 日本現代工芸美術展初入選、以来10回入選
  • 1990 唐津焼 田中佐次郎に師事
  • 1991 六本山 永平寺にて受戒・得度
  • 1999 日本現代工芸美術家協会 会員
  • 2002 韓国慶尚南道 申正氏の窯にて高麗茶碗研究・作陶を始める
  • 同年 静岡県立美術館で日中国文化正常化30周年を記念し、王伝峰と二人展を開催
  • 同年 陶板 銘 「長江」 中国広東省人民政府所蔵
  • 同年 花器 銘 「皇輝」 中国雲南省人民政府所蔵
  • 同年 韓国慶尚南道 申翰均と芸術交流
  • 2005 韓国へ高麗茶碗を中心とした陶器の研究調査
  • 同年 韓国PSB釜山放送局十周年記念招待展BEXCOにて申二人展に友情出品する
  • 同年 京都野村美術館にて上野香春焼茶陶開催
  • 2006 京都にて公開シンポジューム「茶の湯 昨日 今日 明日」に講師として参加
  • 同年 韓国大邱・晋州にて、山岡徹茶陶展開催
  • 同年 日本の食器十人展出品
  • 2008 京都野村美術館にて「高麗茶碗」についての講演
  • 2009 韓国アウラ出版「高麗茶碗」に刷毛目茶碗が掲載
  • 同年 韓国通度寺聖宝博物館に「上野会寧茶碗」が収蔵
  • 2011 京都野村美術館にて韓国茶道文化展に茶道具を出品
  • 2013 韓国東莱金鋼寺にて茶陶展
  • 2013 映画『利休にたずねよ』(配給:東宝映画)にて美術協力を行う。劇中では「緑釉香合」「熊川茶碗」「伊賀耳付花入」等を製作[1]

外部リンク


  1. ^ オフィシャルガイド「利休にたずねよの世界」に掲載


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