妖怪ウォッチ (ゲーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 03:21 UTC 版)
ジャンル | RPG |
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対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | レベルファイブ |
発売元 | レベルファイブ |
プロデューサー | 日野晃博 |
ディレクター | 本村健 |
音楽 | 西郷憲一郎 |
美術 |
キャラクターデザイン 長野拓造・田中美穂 |
シリーズ | 妖怪ウォッチ |
人数 | 1人(ローカルプレイは2人まで) |
メディア |
3DSカード ダウンロード |
発売日 |
2013年7月11日[1] 2015年11月6日 2015年11月26日 2015年12月5日 2016年4月29日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 | 129万8884本(2016年2月)[2] |
その他 | ローカルプレイ対応 |
2019年10月10日には同シリーズ初となるリメイク作品である『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』[3]、2021年7月10日には妖怪ウォッチシリーズ8周年として『妖怪ウォッチ1 スマホ』が発売された[4]。本項目ではこれら2作品についても記載する。
ストーリー
ーある夏の暑い日…オレは奇妙なものに出会ったー
さくらニュータウンに住むごく普通の小学5年生ケータ/フミちゃんは、友達との会話の流れで虫取りをしていると、おおもり山で妖怪執事ウィスパーと出会い、妖怪を見ることのできる不思議な時計・妖怪ウォッチを手に入れる。日常の至る所に出没する妖怪と「ともだち」になり、時には彼らと協力して、町の人々の悩み・問題を解決していく。
その一方、妖怪達の住む「妖魔界」では、とある妖怪による企みが進められていた。
ゲームシステム
ゲーム内には町中で起こるさまざまなクエストがあり、それをクリアして物語を進めていく方式である。なお、途中で特定の「キークエスト」がいくつかあり、それを解決しないとストーリーが先に進まない。
クエストを始め、下記の陣形やオートバトルといった基本的なバトルシステムは以降のシリーズでもほぼ継承されている。
育成システム
「けいけんち(経験値)」の蓄積でレベルアップするという、多くのRPGで採用されているシステムを取り入れている。基本的にはバトルに参加してけいけんちを蓄積していくが、専用アイテム「けいけんちだま」を用いたレベルアップも可能である。レベルの最大値はいずれの妖怪においても99。レベルアップに伴って能力値も上昇するが、後述のとおり行動パターンに関する性格によってレベルアップ時の上昇率が異なる。
バトルにおける妖怪の能力は、HP、ちから、ようりょく、まもり、すばやさの5つからなる。
妖怪の性格には、「まじめ度」に関する性格と行動パターンに関する性格の2種類がある。まじめ度に関する性格は「ダメダメ」「ぐうたら」「気まぐれ」「まじめ」「超まじめ」の5段階がある。いずれも「超まじめ」に近くなるほどサボる確率が低くなる。妖怪を「ともだち」にした直後は最低段階であるが、バトルに参加したり、アイテム「まじめに生きる」本を使用することでまじめ度を上げることができる。
行動パターンに関する性格は、専用のアイテムを使用することで変更することが可能である。また、レベルアップ時の能力上昇も、行動パターンに関する性格によって変動する。
バトルシステム
6体の妖怪のうち、3体が前衛・3体が後衛となり、基本的には前衛の妖怪が自動的に攻撃やガード、「とりつき」(味方のサポートや相手の状態異常)等の動作を行うオートバトル形式。「まじめ度」の低い妖怪はサボって行動しない事もある。
バトルで倒した妖怪はランダムで「ともだち」契約を希望してくる場合があり、妖怪メダルをもらって召喚できるようになる。この他、妖怪ガシャを回す事や、妖怪メダル(玩具)の読み込み、ストーリー上で必然的に「ともだち」になる妖怪などもいる。
- 編成
- 妖怪メダルの配置された環状のメンバーサークルを動かすことにより、戦闘状況に応じて前衛と後衛を入れ替えることができる。「わざ」「ねらう」といった行動を指示することも可能。
- わざ
- 前衛にいる妖怪の「わざ」(必殺技)を発動する。発動には、少しずつ蓄積される妖力ゲージが満タンの状態で、タッチ操作でチャージする必要がある。
- ねらう
- ターゲットにピンを刺すことで、集中攻撃をしたい敵を指定する。
- おはらい
- 後衛にいる妖怪の「とりつき」を治す。完了すると、おはらいされた妖怪のけいけんちが蓄積する。また、おはらいを開始する際に低確率で「超ラッキー」となり、完了時獲得する経験値が大幅に増える。
- アイテム
- 味方のHPを回復するもの、必殺技を使う際に使用する妖気ゲージを溜めるもの、能力を上げるものがある。敵に食べ物を与えることで、「ともだち」になる確率を上げることもできる。
また、前衛に同じ種族の妖怪が2体以上いると、陣形が発動することによって妖怪のステータスが上がる。どのステータスが上がるかは陣形によって異なる。
- イサマシの陣 - ちからが上昇
- ゴーケツの陣 - まもりが上昇
- フシギの陣 - ようじゅつが上昇
- プリチーの陣 - すばやさが上昇
- ポカポカの陣 - かいふくが上昇
- ブキミーの陣 - とりつき効果が上昇
- ウスラカゲの陣 - とりつき確率が上昇
- ニョロロンの陣 - とりつき耐性が上昇
通信システム
ゲーム機のローカル通信やインターネット通信(Switch版のみ)を用いたプレイができる。
- すれちがい通信
- 3DS版のみに実装。すれちがい通信によって他のプレイヤーの妖怪が「さすらい荘」に現れ対戦できる。
- ごく稀に、転々とさすらい続けるとされる妖怪「ツチノコパンダ」が現れる。
- 3DS版での各シリーズ『2』『3』にも同様のシステムが実装されている。
- 通信対戦
- 基本的なバトルシステムは通常のバトルと同様であるが、以下のルールが追加される。
- 戦闘開始された段階では、HPが満タン、妖力ゲージが0。
- アイテム、逃げるは使用できない。
- メンバーサークルの回転に時間制限(3秒ルール)がある。
- ^ a b 妖怪ウォッチ公式ホームページ 2021年6月28日閲覧
- ^ 「祝!発売5周年 ニンテンドー3DS 2000万台の軌跡」『週刊ファミ通』第1422巻2016年3/17号、20-21頁。
- ^ a b c d 妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch 2021年7月10日閲覧
- ^ a b 妖怪ウォッチ1 スマホ 2021年7月10日閲覧
- ^ iOS/Android対応ゲーム『妖怪ウォッチforスマートフォン』大がかりな改良決定!サービス開始時期も変更へ - レベルファイブ 2016年10月26日(2016年11月7日閲覧)
- ^ “レベルファイブ、「妖怪ウォッチ1 スマホ」正式発表”. GAME Watch. 2021年7月10日閲覧。
- ^ “妖怪ウォッチ1スマホが明日(7.10)配信開始!妖怪ウォッチ for スマートフォンがリニューアル”. 攻略大百科. 2021年7月10日閲覧。
- 1 妖怪ウォッチ (ゲーム)とは
- 2 妖怪ウォッチ (ゲーム)の概要
- 3 イベント
- 4 舞台
- 5 連動
- 6 外部リンク
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