太田資正 参考文献

太田資正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 03:41 UTC 版)

参考文献

  • 杉山博「上杉輝虎(謙信)と太田資正(道誉)」(初出:『埼玉県史研究』2号(1978年)/所収: 黒田 編『論集戦国大名と国衆12 岩付太田氏』(2013年、岩田書院))
  • 黒田基樹「岩付太田氏の系譜と動向」(黒田 編『論集戦国大名と国衆12 岩付太田氏』(2013年、岩田書院)ISBN 978-4-87294-797-7 総論
  • 毛矢一裕「道誉傳-最後の関東戦国武将太田資正の生涯-」(2014年、東京図書出版)ISBN 978-4-86223-768-2 時代小説

関連項目

映画

先代
太田資顕
岩槻太田家
第4代:1547年 - 1591年
次代
太田氏資(岩付城)
太田資武(片野城)

  1. ^ 景資を資正の四男とする系譜と三男・資武の初名とする系譜がある。
  2. ^ 大圖口承「国人難波田氏の研究-その存在形態を中心に-」(初出:『埼玉史談』225・226・228号(埼玉郷土会、1991-92年)/所収:黒田基樹 編著『シリーズ・中世関東武士の研究 第五巻 扇谷上杉氏』(戒光祥出版、2012年)ISBN 978-4-86403-044-1
  3. ^ 黒田基樹は、資正の離反の背景には横瀬氏との関係を推測し、北条氏康・足利義氏は揃って翻意を促していることを指摘している(黒田、2013年、P30-31)。
  4. ^ 甲陽軍鑑』によると、資正は軍用犬を飼いならして活用しており。城に訓練させた犬を数匹飼い、敵が攻め寄せてきた場合には書状を入れた竹筒を犬の首に結び付けて城外に放ち、味方と連絡を取り合い、北条勢を撃退していたとする逸話を記している。資正の伝令犬戦術は「三楽犬の入替え」として知られており、北条側が配下の風魔一党に命じて人間の使者を捕殺しても、犬の使者までは完全に捕殺できず、常にその軍事行動が太田側に筒抜けになり、「資正は曽祖父・道灌に劣らない名将ぶりを見せた」と人々も褒め称えたという。また、『関八州古戦録』によると三楽犬の密書は「白文の陰書」と呼ばれる、水に漬ける事で文字が浮かび上がる書状であったとも伝わる。(関根久夫『埼玉の日本一風土記: 埼玉が誇る自然・歴史・文化を訪ねる読み物ガイド』幹書房、2010年。ISBN 9784902615630 )
  5. ^ 岩付城に幽閉されていた政景は脱出して宇都宮氏の下にいた父とともに佐竹氏を頼ると、家臣に命じて小田原に送られていた生母・大石氏を救いだした(『異本小田原記』)。なお、三戸氏に嫁いでいた資正の妹「としやう」や成田氏長の北条氏従属に伴って離縁された資正の娘も合流したとみられる。一方、正室であった難波田氏は自分の子である氏資に従っている(黒田、2013年、P26-28)。
  6. ^ 新井浩文「織豊政権と太田三楽斎父子」『戦国・近世初期 西と東の地域社会』橋詰茂 編、岩田書院、2019年6月。ISBN 978-4-86602-074-7 P166-170.
  7. ^ 資正は関係の深い高野山清浄心院に対して「武州本意」を願った書状を度々送っており、太田氏が後北条氏に奪われた岩付・江戸・河越の各城の奪還と自身の岩付復帰を願ったと考えられるが、実際には徳川家康に与えられて江戸城を本拠地とした(新井浩文「織豊政権と太田三楽斎父子」『戦国・近世初期 西と東の地域社会』橋詰茂 編、岩田書院、2019年6月。ISBN 978-4-86602-074-7 P180-182.)。
  8. ^ 資武-太田資信-太田資親-太田尹資-太田延資
  9. ^ なお、「専宗寺文書」には尹資の子・延資には僧侶になった子・太田浄貞がおり、その末裔とする僧侶による由緒書が収められている。
  10. ^ 新井浩文「東大阪市専宗寺所蔵〈岩付太田氏関係文書〉について」(初出:『埼玉県立文書館紀要』第16号(2003年)/改題所収:「岩付太田氏関係文書とその伝来過程」新井『関東の戦国期領主と流通』(2011年、岩田書院))


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