天女散花 天女散花の概要

天女散花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/02 01:27 UTC 版)

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天女散花
各種表記
繁体字 天女散花
簡体字 天女散花
拼音 Tiānnǚ Sànhuā
ラテン字 Tiannv Sanhua
発音: テンニョサンカ
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概要

ストーリー1

維摩経によれば、ある日、如来インドの蓮花宝座で経を説いていると、突然瑞雲が東から来るのを見て、弟子の維摩詰が難病になっていることに悟る。そこで、大衆の弟子に見舞いに派遣する。如来は維摩居士がこの機会に仏典を解説するだろうと考えており、弟子達が学ぶ様子を検証するように天女を派遣した。天女は花かごを手に提げて飛んでいき、下界に来て頭を下げて見ると、維摩詰が弟子に教えを授けているところを見かけた。天女がすぐさま花かごの鮮花を下界へ撒くと、弟子舎利弗は全身花まみれとなった。みんなはとても不思議に思っていると、天女は言った。「結習未だ盡きざれば、固より花が身に著く。結習盡くれば、花身に著かず(煩悩を離れていないから花が身に付くのだ。煩悩を離れれば、花は体につかない)。」舎利弗は天女の教えを知り、ますます経文の勉強に励んだ。

ストーリー2

維摩詰の家には一人の天女がいて、彼女はお経を説く声を聞くといつも、説法をする人の前に姿を表す。花かごの曼陀羅華を菩薩たちや釈迦の大弟子たちにふりかける。すると菩薩の体のうえの花びらはすぐに落ちたが、大弟子の体の上のものは落ちず、大弟子が超能力を用いても花を振り払うことが出来なかった。

関連文化

  • 図案:中国の伝統の吉祥図案の16:仙女の雲の中で飛び舞って花を散らす。

関連作品

黄梅戯

京劇

外部リンク




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