夜をぶっとばせ 夜をぶっとばせの概要

夜をぶっとばせ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 08:41 UTC 版)

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夜をぶっとばせ
ローリング・ストーンズシングル
初出アルバム『ビトウィーン・ザ・バトンズ (U.S. version)』
A面 ルビー・チューズデイ(両A面)
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 1966年8月3日 (1966-08-03) - 11日、11月8日 - 26日
ジャンル ロック
時間
レーベル デッカ・レコード
ロンドンレコード
作詞・作曲 ジャガー/リチャーズ
プロデュース アンドリュー・ルーグ・オールダム
チャート最高順位
  • #3 (UK)
  • #4 (United World Chart)
  • #55 (U.S.)
ローリング・ストーンズ シングル 年表
マザー・イン・シャドウ
(1966年)
夜をぶっとばせ
b/w
ルビー・チューズデイ
(1967年)
この世界に愛を
b/w
ダンデライオン (たんぽぽ)
(1967年)
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解説

「夜をぶっとばせ」は1967年1月に「ルビー・チューズデイ」と両A面シングルとしてリリースされた。シングルチャートの3位を記録した。アメリカではアルバム『ビトウィーン・ザ・バトンズ』(アメリカ版)に収録され、シングルでもリリースされた。その後更にアルバム『フラワーズ』にまで収録された(当時のイギリスではオリジナル・アルバム未収録)。しかしながら歌詞が性的な内容を想起させたため、多くのラジオ局では「ルビー・チューズデイ」が演奏された。2曲は別々にビルボードのチャートに入り、「ルビー・チューズデイ」が1位を獲得した一方、「夜をぶっとばせ」は55位であった。2曲ともピアノジャック・ニッチェが参加している(後述のエド・サリヴァン・ショー出演時には、ブライアン・ジョーンズがピアノを担当していた)。本曲のベースはキース・リチャーズが演奏している。

1967年2月、ストーンズがエド・サリヴァン・ショーに出演して本曲を演奏した際、歌詞の一部「Let's Spend The Night Together」の「The Night」を「Some Time」に変更して演奏したが、ミック・ジャガーはその部分を歌う際に目玉を回しながら不明瞭気味に歌った(但し、バックコーラスはハッキリ「Some Time」と歌っている)。更に2006年4月にストーンズ初の中国公演では、中国当局が性的内容を暗示する歌詞を問題視し本曲を演奏することを禁じた。

カバー

デヴィッド・ボウイ

夜をぶっとばせ
デヴィッド・ボウイシングル
初出アルバム『アラジン・セイン
B面 薄笑いソウルの淑女
ドライヴ・インの土曜日(日本盤)
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ロンドン トライデント・スタジオ
ジャンル グラムロック
レーベル RCAレコード
プロデュース ケン・スコット、デヴィッド・ボウイ
チャート最高順位
  • 19位(オランダ[1]
デヴィッド・ボウイ シングル 年表
時間
(1973年)
夜をぶっとばせ
(1973年)
火星の生活
(1973年)
テンプレートを表示

デヴィッド・ボウイは、スタジオ・アルバムアラジン・セイン』(1973年)で「夜をぶっとばせ」のカバーを発表し、同年にはヨーロッパやアメリカなどでシングル・カットした。日本盤シングルはカップリング曲が異なり、ジャケットにはボウイの日本公演で撮影された写真が使用された[2]

ボウイはライブでも「夜をぶっとばせ」を歌っており、1973年7月3日のロンドン公演を収録したライブ・アルバム『ジギー・スターダスト・ザ・モーション・ピクチャー』(1983年発表)にも収録された。

その他


  1. ^ dutchcharts.nl - David Bowie - Let's Spend The Night Together
  2. ^ 『地球音楽ライブラリー デヴィッド・ボウイ』(TOKYO FM出版/2004年/ISBN 4-88745-098-2)p.137
  3. ^ Moon, Tom (2006年9月20日). “A Blues Icon Who Rocks Unwillingly”. NPR. 2019年4月19日閲覧。
  4. ^ Claudine Longet - Let's Spend The Night Together (Vinyl, LP) at Discogs
  5. ^ Garcia (Compliments) - Jerry Garcia | AllMusic


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夜をぶっとばせ (曖昧さ回避)

(夜をぶっとばせ から転送)

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夜をぶっとばせ(よるをぶっとばせ)




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