台風 台風の発生と発達

台風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 15:12 UTC 版)

台風(たいふう、旧字表記: 颱風、英: typhoon)とは、北西太平洋および南シナ海で発生する、強い熱帯低気圧の呼称である。他方で、大西洋および北東太平洋で発生する熱帯低気圧はハリケーンインド洋およびベンガル湾で発生するものはサイクロンと呼称する。熱帯低気圧の下層中心付近の最大平均風速が一定の基準に達した場合、台風と呼称される。最大風速の基準は気象機関によって異なる定義が用いられるが、世界気象機関は10分間平均の最大風速が風力12(64ノット、33 m/s、119 km/h)以上の熱帯低気圧のみをタイフーンと定義している[1][2]。一方、日本の気象庁は風力8(34ノット、17 m/s、65 km/h)以上に達したものを台風と定義[注 1]しており[3]、日本語で台風といえば、通常こちらの定義に準拠する。このように「台風」は発達した熱帯低気圧を指すと同時に、その強さの区分を示す術語でもある。




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