原子爆弾被爆者別府温泉療養研究所 原子爆弾被爆者別府温泉療養研究所の概要

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原子爆弾被爆者別府温泉療養研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/23 16:10 UTC 版)

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沿革

1960年(昭和35年)2月に、年賀はがきの益金をもとに、地元住民の土地提供も受けて、世界初の原子爆弾被爆者のための温泉療養施設として開設された。開設当初の名称は原子爆弾被爆者別府温泉利用研究所。設置・経営母体は、財団法人大分県原子爆弾被爆者対策協議会である。

本館とリハビリ棟とを有し、宿泊しながらの療養が可能であった。かつては施設内に診療所が設置されていたが、利用者の減少にともなって閉鎖され、近隣の医師の往診により対応していた。

2011年5月25日、利用者の減少と施設の老朽化により5月末で閉鎖すると発表された[1]

開設以来の利用者は延べ約87万人。ピーク時の1987年度には年間約2万3千人が利用していたが、広島に大規模な温泉保養施設が開設されたことや、被爆者の高齢化などにより、2008年度以降は年間利用者が1万人を下回り、2010年度には約6,700人まで落ち込んでいた[2]

跡地には、2014年パソナグループのベネフィット・ワンが温泉を利用した女性専用の福利厚生施設を開設している[3][4]

関連項目

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