公示地価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 20:28 UTC 版)
公示地価(こうじちか)とは、法令に基づき国家機関等[注釈 1]により定期的に評価されている公的地価のうち、個別の地点、適正な価格が一般に公表されているもので、日本では地価公示法の公示価格を指す[注釈 2]。
注釈
- ^ ここの「等」とは地方自治体やこれらに準ずるものを指す。
- ^ 英語訳では「the published land price」「the published price of land」というものが見られる(いずれも日本不動産研究所『英語で読む不動産鑑定評価基準』 2003年 ISBN 4789223558 p.146、152)。
- ^ 「一般の土地取引においては、売り手又は買い手にそれぞれ特殊な事情があって取引価格が形成されることが多く、これらの価格は、ただちに普遍的に妥当する適正な土地の価格とはなりえない」という考え方(『地価公示制度の確立に関する答申』(1969年11月25日 住宅宅地審議会))
- ^ 「正常(な)価格」とは「適正な価格」であり、両者はほぼ同じ概念である(『新・要説不動産鑑定評価基準』)。
- ^ 28,227地点(2009年)[1]
- ^ 2006年4月27日より不動産の取引価格情報を広く一般に公開されている土地総合情報システム[2]が2007年10月22日にリニューアルされ、土地総合情報ライブラリーの中で不動産の取引価格情報と地価公示・都道府県地価調査情報とを地図とも連動して見ることができるように表示されるようになっている([3]、住宅新報2007年10月23日号2面) 。
- ^ 公示地価は2人以上の不動産鑑定士の鑑定評価
出典
- 1 公示地価とは
- 2 公示地価の概要
- 3 概要
- 4 日本における公的地価
- 5 脚注
- 公示地価のページへのリンク