光世紀世界 光世紀星図

光世紀世界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 07:12 UTC 版)

光世紀星図

光世紀星図は9種類66枚の図からなる(2枚1組で1枚として扱っているものもある)。

通常の星図は太陽系から天球を眺める形となっているが、光世紀星図ではその方式を採っているのは一部だけで、残りは《光世紀世界》の外側からの俯瞰で描かれている。恒星を表す丸は視点に近い物ほど大きく、また一部の図以外では連星や変光星などを表す符号も付いている。

基本は宙域単位だが、半径30光年以内については星域単位の星図もある。

  1. 全域俯瞰図:3枚
    3軸方向から眺めた図が各1枚。
  2. 30光年以内の部分俯瞰図:3枚
    第1宙域・第2宙域は合わせて1枚、第3宙域・第4宙域はそれぞれ単独で1枚。
  3. 30 - 50光年の部分俯瞰図:12枚
    第5宙域 - 第16宙域の各1枚。
  4. 星域別立体図:24枚
    第1星域 - 第24星域について、それぞれ銀河北方と銀河周縁方向から俯瞰した投影図のセット(第1星域以外の図にも位置基準として太陽が記載されている)。
  5. 各種立体視図:6枚
    • 一葉立体視図:4枚
      半径15光年の一葉立体視図(21世紀初頭に描かれたもので、『光世紀の世界』作成当時は発見されていなかった星も載っている)
      斜め上方向の視点から描かれている。半径15光年以内と10光年以内がそれぞれ2枚(『《光世紀世界》の歩き方』には前者のみ収録)。
    • 二葉立体視図:2枚
      半径10光年以内を一葉立体視図と同じ手法で描いたものと、半径12光年以内を銀河北方からの俯瞰で描いたもの。
  6. 15光年以内の過去と未来:12枚
    光世紀星表5に記載された星のうち、ある時点で第1宙域に位置しているもの。30万年前 - 現在(1950年) - 50万年後の12の年代ごとに各1枚。
  7. 実際の星数推定図:1枚
    未発見の星の空間密度を推定し、第5宙域の星図(3-1と同一)にランダムに追加したもの(『《光世紀世界》の歩き方』には未収録)。
  8. SFの舞台としての《光世紀世界》:2枚
    半径30光年以内の一葉立体視図に作品名と登場した星を記載したものと、『光世紀パトロール』における3大文明の勢力分布図(『《光世紀世界》の歩き方』には前者のみ収録)。
  9. 太陽系より眺めた天球展開図:4枚
    銀緯+40度 - -40度は円筒図法で、+40度以北および-40度以南はそれぞれ2つの半円に分けて方位図法で描かれている。0 - 15光年、15 - 30光年、30 - 40光年、40から - 50光年の各1枚。

  1. ^ なお、似たコンセプトとして、距離に応じてアナグリフによる立体視で見ることができる『立体で見る「星の本」』という書籍がある。
  2. ^ 『銀河旅行』『銀河旅行 PartⅡ』『銀河旅行と特殊相対論』『銀河旅行と一般相対論』





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