佐野昭 佐野昭の概要

佐野昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 02:27 UTC 版)

黒田清輝による肖像画

代表作に「三条橋雨景」や「虎狩」、「可美真手命像」(浜離宮恩賜庭園内)などがある[2]

経歴・人物

1882年(明治15年)工部美術学校卒業[3]。工部美術学校ではイタリア人彫刻家のラグーザに師事。

同校卒業後は彫刻家として明治美術会展などで作品を発表。そして、洋画家黒田清輝久米桂一郎ら新進芸術家と交遊。

1896年(明治29年)に白馬会を創立。以降は同会展で活躍[4]

そのほか第六師団戦勝記念碑や赤坂離宮などの装飾彫刻なども手がけた[5]

1899年(明治32年)パリ万国博覧会の開催に際し、臨時博覧会監査員に就任[6]

1900年(明治33年)彫刻取調、暖炉前飾り購入などの目的でヨーロッパヘ出張[3]。黒田や久米らと西欧各国を歴訪[7]。 帰国後新帝国議事堂(国会議事堂)の建設時は、模型担当として活躍[3]

浜離宮庭園可美真手命
可美真手命像の説明文

参考文献



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