京都丹後鉄道KTR300形気動車 京都丹後鉄道KTR300形気動車の概要

京都丹後鉄道KTR300形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/22 08:22 UTC 版)

京都丹後鉄道KTR300形気動車
KTR300の重連運用
基本情報
運用者 WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
製造所 新潟トランシス
主要諸元
軌間 1,067mm
最高速度 95km/h
車両定員 105人
自重 33.6t
全長 18,500mm
車体長 18,000mm
全幅 3160.4mm
車体幅 2,800mm
車体高 4,075.2mm
台車 NF01RD/NF01RT
機関 小松製作所 SA6D125-HE2
機関出力 257 kW (350 PS) / 2,000 rpm
変速機 日立ニコトランスミッション製液体式TACN-22-1631
変速段 変速1段・直結2段
制動装置 電気指令式空気ブレーキ
保安装置 ATS-SW
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概要

MF100形・MF200形の後継形式として導入され、2019年5月18日に営業運行を開始した[2]2022年(令和4年)までに5両が出揃っている[1]

京都丹後鉄道になってからは初めての新形式であり[2]、北近畿タンゴ鉄道が第一種鉄道事業者だった時代を含めるとKTR8000形以来23年ぶりである。

なお本形式は資産としては北近畿タンゴ鉄道(KTR)が所有している。

構造

車内にはUSB給電可能なUSBポートを備えている[1]。また、車椅子対応の大型トイレも設置されている。

KTR301はその後の投入車両とは違いタイフォン部が見えていたが、2020年末ごろにタイフォン部分が加工され、KTR302以降と同じような顔つきになった。

運用

本形式は非常時を除き他形式との併結ができないことから、専用の運用が組まれている。2020年3月時点で定期列車での併結運転は行われていなかったが、2021年に303・304が導入されたのと同時に連結運転が開始され、301と302でも連結運転が行われるようになった。

福知山運転所にはトイレの排水処理設備が無いため、設備のある西舞鶴運転所まで回送列車が設定されており、非営業列車ながら西舞鶴駅 - 宮津駅間の宮舞線も走行している。

脚注




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