ユニカール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/07 18:30 UTC 版)
歴史
オフシーズンでも楽しめるように、氷上ではなくカーペットの上でできるカーリングとして、1979年にスウェーデン、ヨーテボリ出身のカール=オーケ・アールクビスト(Carl-Åke Ahlqvist)によって考案された。「ユニバーサル・カーリング」(みんなのカーリング)を略してユニカールと名付けられている。
日本には1980年代に紹介され、日本ユニカール協会を中心に高齢者や障害者も気軽に楽しめるニュースポーツとして普及活動が進められている[1]。全国スポーツ・レクリエーション祭では青森大会(青森市、2007年)[2]、滋賀大会(木之本町、2008年)[3]にフリー参加種目として実施されたほか、富山大会(舟橋村、2010年)[4]でも予定されている。2007年の秋田わか杉国体では大館市でデモンストレーション種目としてユニカールが行われた[5]。
ルール
1チーム3人の2チーム、3対3で対戦する。スタートラインから取っ手のついた専用のストーンを滑らせ、サークルの中心に近づけることを目指す。相手チームのストーンに自チームのストーンをぶつけてサークル外へはじきとばすなどして、ゲーム終了時により多くのストーンが3重円のサークル中央近くにあるチームが勝ちとなる。
参考文献
- 清水良・紺野晃編『ニュースポーツ百科』大修館書店、1995年 pp. 170 - 173. ISBN 978-4469263183
- 北川勇人・(財)日本レクリエーション協会共編著『改訂ニュースポーツ事典』遊戯社、2000年 pp. 272 - 282. ISBN 978-4896596243
- 野々宮徹『ニュースポーツ用語事典』遊戯社、2000年 pp. 186 - 187. ISBN 978-4896596250
関連項目
外部リンク
- Carl-Åke Ahlqvist AB(スウェーデン語・英語)
- 日本ユニカール協会
- 1 ユニカールとは
- 2 ユニカールの概要
固有名詞の分類
- ユニカールのページへのリンク