モーリタニア 地方行政区分

モーリタニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 09:08 UTC 版)

地方行政区分

モーリタニアの地方行政区分

15の州に分かれている。

  1. アドラル州 (Adrar)
  2. アサバ州 (Assaba)
  3. ブラクナ州(Brakna)
  4. ダフレト・ヌアジブ州 (Dakhlet Nouadhibou)
  5. ゴルゴル州 (Gorgol)
  6. ギディマカ州 (Guidimaka)
  7. ホズ・エッシャルギ州 (Hodh Ech Chargui)
  8. ホズ・エルガルビ州 (Hodh El Gharbi)
  9. インシリ州 (Inchiri)
  10. ヌアクショット (Nouakchott) - 北ヌアクショット州西ヌアクショット州南ヌアクショット州の3州に分割される
  11. タガント州 (Tagant)
  12. ティリス・ゼムール州 (Tiris Zemmour)
  13. トラルザ州 (Trarza)

主要都市

最大都市は中部海岸にある首都のヌアクショットである。ヌアクショットは独立後に首都を置く想定で1958年に建設された都市であるが、1960年に独立し首都がセネガルのサン・ルイから移転されると、乾燥化が進む国内から人々が移住するようになり、人口は急速に増大した。2014年の都市圏人口は94万5000人を数え[25]、サハラ砂漠最大の都市となっている。これに次ぐ都市は海岸部の北端に位置するヌアディブである。ヌアディブは良港をもち、1963年に内陸のズエラット鉄山からモーリタニア鉄道が開通した後は鉄鉱石の積出港として発展した。また水産業の拠点としても重要な位置を占める。南部にはセネガル川沿いにロッソカエディなどいくつかの都市が存在する。


注釈

  1. ^ 「モーリタニア・プレミアリーグ」と呼称される場合も。
  2. ^ 日本語では通常、gavageを「経管栄養」と訳出するが、ここでのgavageとは全く違う目的の行為である。この場合のgavageガチョウやカモへの強制給餌フランス語版に近い行為を人間に対して行なうもので、場合によっては嘔吐などによって窒息死することがある。

出典

  1. ^ Mauritania”. ザ・ワールド・ファクトブック. 2022年8月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e IMF Data and Statistics 2021年10月26日閲覧([1]
  3. ^ ラテン文字翻字:Al-Jumhuriya al-Islamiya al-Muritaniya
  4. ^ a b c 田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p589、朝倉書店 ISBN 4254166621
  5. ^ 田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p591、朝倉書店 ISBN 4254166621
  6. ^ a b 田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p586、朝倉書店 ISBN 4254166621
  7. ^ モーリタニアでクーデター 軍事委が全権握る 親ソ派勢力介入か『朝日新聞』1978年7月11日朝刊、13版、7面
  8. ^ 「セネガルとカーボベルデを知るための60章」p107-108  明石書店〈エリア・スタディーズ78〉、小川了編著、2010年3月。ISBN 4-7503-1638-5
  9. ^ Palin, Michael; Pao, Basil (16 June 2005). Sahara. Macmillan. pp. 85–. ISBN 978-0-312-30543-7.
  10. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/2193896 「民主主義への移行の最終段階 大統領選挙投票 - モーリタニア」AFPBB 2007年3月12日 2018年11月3日閲覧
  11. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/2201228 「大統領選挙、決選投票開始 - モーリタニア」AFPBB 2007年3月26日 2018年11月3日閲覧
  12. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/2201836 「大統領選挙決選投票、元閣僚アブドラヒ氏が当選 - モーリタニア」AFPBB 2007年3月27日 2018年11月3日閲覧
  13. ^ BBC World,Breaking News
  14. ^ http://www.cnn.co.jp/world/CNN200808060035.html
  15. ^ “モーリタニアでクーデター 軍が大統領ら拘束”. 47NEWS. 共同通信. (2008年8月6日). オリジナルの2014年8月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140818111915/http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080601000915.html 2011年2月19日閲覧。 
  16. ^ a b c d e f g 「データブック オブ・ザ・ワールド 2016年版 世界各国要覧と最新統計」p315 二宮書店 平成28年1月10日発行
  17. ^ ガズワニ氏が勝利
  18. ^ a b 田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p590、朝倉書店 ISBN 4254166621
  19. ^ a b https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/09/4958e1b1ae5c6f78.html 「国民議会議員選挙で与党が絶対安定多数を維持(モーリタニア)」渡辺智子 JETRO 2018年09月26日 2018年11月5日閲覧
  20. ^ a b 二国間関係」『モーリタニア・イスラム共和国(Islamic Republic of Mauritania)基礎データ』外務省https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mauritania/data.html#section62017年12月21日閲覧 
  21. ^ 特別寄稿=モーリタニアを救った日本人=タコ漁を教えた中村正明さん=サンパウロ市在住 酒本恵三
  22. ^ モーリタニアと日本の繋がりと、値上がり続くタコの行く末
  23. ^ 良質なタコを求めて、「砂漠の国」モーリタニアへ
  24. ^ 在モーリタニア日本国大使館
  25. ^ 「データブック オブ・ザ・ワールド 2016年版 世界各国要覧と最新統計」p314 二宮書店 平成28年1月10日発行
  26. ^ 深刻化する環境問題に耐えるモーリタニア |”. GNV. 2020年1月3日閲覧。
  27. ^ 田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p593、朝倉書店 ISBN 4254166621
  28. ^ 「週刊朝日百科世界の地理98 モロッコ・モーリタニア・西サハラ」p10-208 昭和60年9月8日発行 朝日新聞社
  29. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 前野ウルド浩太郎 2017.
  30. ^ 「世界の鉄道」p319 一般社団法人海外鉄道技術協力協会著 ダイヤモンド・ビッグ社 2015年10月2日初版発行
  31. ^ CIA - The World Factbook
  32. ^ cia.gov
  33. ^ Jours Feriés 2020”. 在モーリタニアアメリカ合衆国大使館. 2022年8月7日閲覧。
  34. ^ مخطط أيام العطل”. 在モーリタニアアメリカ合衆国大使館. 2022年8月7日閲覧。
  35. ^ 【世界深層in-depth】アフリカ・モーリタニア/ぽっちゃり女性モテモテの陰で/無理やり飲食 死者も『読売新聞』朝刊2017年9月14日






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