モーター・ブーティー・アフェア モーター・ブーティー・アフェアの概要

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モーター・ブーティー・アフェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/28 05:58 UTC 版)

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モーター・ブーティー・アフェア
パーラメントスタジオ・アルバム
リリース
録音 ミシガン州デトロイト ユナイテッド・サウンド・システムズ、スーパー・ディスクInc.[2]
ジャンル ファンク
時間
レーベル カサブランカ・レコード
プロデュース ジョージ・クリントン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 23位(アメリカ[3]
  • パーラメント アルバム 年表
    ファンケンテレキーVS.プレイスボ・シンドローム
    (1977年)
    モーター・ブーティー・アフェア
    (1978年)
    グローリィホーラストゥピッド
    (1979年)
    テンプレートを表示

    背景

    前作『ファンケンテレキーVS.プレイスボ・シンドローム』(1977年)で初登場したキャラクター「Sir Nose D'Voidoffunk」が引き続き登場しており、本作では「泳げない」という設定が盛り込まれた[1][4]

    ジャケットのイラストは、『ファンケンテレキーVS.プレイスボ・シンドローム』に付属していた8ページのコミックでPファンク人脈入りを果たしたオーヴァートン・ロイド英語版による[5]。本作のオリジナルLPは、飛び出す絵本のギミックを用いた見開きジャケットとなっていた[5]。また、ピクチャー・ディスク使用のヴァージョン(NBPIX-7125)も存在する[6]

    本作のプロモーションの一環として、アニメーションによるテレビCMも放映された[1]

    反響・評価

    アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では23位に達し、自身5作目の全米トップ40アルバムとなった[3]。また、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは2位を記録した[3]。本作からのシングル「アクア・ブギ」は、Billboard Hot 100で89位を記録し、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは自身2作目となる1位獲得を果たした[3]

    Jason Eliasはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「パーラメントの多数の作品をちゃんと理解するには、全カタログを集めなければならないが、『モーター・ブーティー・アフェア』は単体でも聴くに値する作品で、徹頭徹尾笑える」と評している[7]

    収録曲

    Side 1
    1. ミスター・ウィグルス - "Mr. Wiggles" (George Cilnton, Bernie Worrell, Michael Hampton) - 6:46
    2. ランプオブスティールスキン - "Rumpofsteelskin" (G. Clinton, Bootsy Collins) - 5:37
    3. ウォーター・サイン - "(You're a Fish & I'm a) Water Sign" (G. Clinton, Garry Shider, J.S. Theracon, Richard Griffith) - 4:42
    4. アクア・ブギ - "Aqua Boogie (A Psychoalphadiscobetabioaquadoloop)" (G. Clinton, B. Worrell, B. Collins) - 6:43
    Side 2
    1. ファンキー・サングズ - "One of Those Funky Thangs" (G. Clinton, Ron Banks) - 3:46
    2. リキッド・サンシャイン - "Liquid Sunshine" (G. Clinton, Jim Vitti, Linda Brown, Pete Bishop) - 4:25
    3. モーター・ブーティー・アフェア - "The Motor-Booty Affair" (G. Clinton, G. Shider, J.S. Theracon, Ron Ford) - 5:16
    4. ディープ - "Deep" (G. Clinton, B. Collins, J.S. Theracon) - 9:09

    参加ミュージシャン

    • ジョージ・クリントン、ロン・フォード、レイ・デイヴィス - ボーカル
    • バーニー・ウォーレル - キーボードシンセサイザー、ボーカル
    • J・S・セラコン - キーボード、シンセサイザー、ギターベースドラムス、ボーカル
    • ブーツィー・コリンズ - ギター、ベース、ドラムス
    • ゲイリー・シャイダー - ギター、ボーカル
    • マイケル・ハンプトン - ギター
    • フェルプス・コリンズ - ギター
    • コーデル・モースン - ベース
    • ロドニー・カーティス - ベース
    • ゲイリー・クーパー - ドラムス、ボーカル
    • タイロン・ランプキン - ドラムス
    • ラリー・フラタンジェロ - パーカッション
    • フレッド・ウェズリー - ホーン、ホーン・アレンジ
    • リチャード・グリフィス - ホーン、ホーン・アレンジ(on #3)、バッキング・ボーカル
    • メイシオ・パーカー、リック・ガードナー、グレッグ・ブラック、グレッグ・トーマス、ベニー・コーワン - ホーン
    • デビー・ライト、ジャネット・ワシントン、マリア・フランクリン、シャーリー・ヘイデン、シェリル・ジェイムズ、リン・メイブリー、ドーン・シルヴァ、リンダ・ブラウン、レイモンド・スプルエル、マイク・ペイン、ジョーイ・ザラボク、ロバート・ジョンソン、ラリー・ヘクストール、オーヴァートン・ロイド英語版 - バッキング・ボーカル

    1. ^ a b c Thompson, Erica (2018年11月20日). “40 Years Ago: Parliament Swim in Funk on 'Motor Booty Affair'”. Ultimate Classic Rock. Loudwire Network. 2019年7月28日閲覧。
    2. ^ CD英文ブックレット内クレジット
    3. ^ a b c d Parliament - Awards”. AllMusic. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月28日閲覧。
    4. ^ Pファンク入門”. HMV&BOOKS online. ローソンエンタテインメント (2009年4月23日). 2019年7月28日閲覧。
    5. ^ a b ジョージ・クリントン& PARLIAMENT/FUNKADELIC来日記念特集〜ヴィジュアル& Pアート面から紐解くPファンクの魅力”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2016年). 2019年7月28日閲覧。
    6. ^ Parliament - Motor Booty Affair (Vinyl, LP, Album, Picture Disc) | Discogs
    7. ^ Elias, Jason. “Motor Booty Affair - Parliament”. AllMusic. 2019年7月28日閲覧。


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