フィアット・500
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 08:08 UTC 版)
3代目(2007年 - )
NUOVA 500の発売から50周年を迎えた2007年3月23日、通算3代目となる新型500が発表された。フォルクスワーゲン・ニュービートルやミニ (BMW)などと同様の「ヘリテイジライン」や「リビングレジェンド」など(日本ではレトロ調)と呼ばれるデザイン手法を取り入れ、NUOVA 500をイメージした丸みのあるボディを持つ。
生産はポーランドティヒとメキシコトルーカのフィアット工場で2007年中頃から開始され、2007年9月にヨーロッパ各国で発売された。
4代目
同シリーズ初の電気自動車専用車種となった。
- 2020年にヨーロッパで販売を開始。
- 2022年6月には日本で発売している[6]。同年11月22日にはアバルト500eが発売される予定[7]。12月にはロサンゼルスオートショーでアメリカ展開すると発表[8]。同時にアルマーニ、ブルガリ、 Kartellとコラボしたワンオフモデルを発表した[8]。
脚注
参考文献
- 『フィアット500・600 — イタリアが生んだ偉大なる小型車 1955~1975』マルコム・ボビット著 三樹書房(2004年) ISBN 4895224333
- 『フィアット500マスターブック』スタジオタッククリエイティブ(2007年) ISBN 4883932265
- 『フィアット500 ワークショップマニュアル日本語版 1957-1973』J. H. Haynes, J. C. Larminie著 ヴィンテージ・パブリケーションズ(2005年) ISBN 4900821098
関連項目
- フィアット
- フィアット・500L
- フィアット・500X
- フィアット・ティーポ
- フィアット・パンダ
- 大衆車 - 国民車とも呼ばれる。
- チンクエチェント博物館
注釈
- ^ 「500はジアコーサの処女作」という説が流布しているが、彼は開発に関わってはいたものの主任技術者ではないため、その意味では誤説である。
出典
- ^ “「フィアット500保護法」成立間近!?”. レスポンス. (2004年10月28日) 2020年11月20日閲覧。
- ^ 大塚康生『作画汗まみれ 改訂最新版』文藝春秋〈文春ジブリ文庫〉、2013年。ISBN 978-4168122002。
- ^ “写真で見るフィアット「500 バニライエロー」”. Car Watch (2009年10月19日). 2020年11月20日閲覧。
- ^ “バニライエローのフィアット500、オンライン受注開始…抽選で70台限定”. レスポンス. (2014年12月15日) 2020年11月20日閲覧。
- ^ “体験レポート VOL .27 万博の展示物はど~なるの?”. EXPO 2005 AICHI,JAPAN (2005年9月20日). 2020年11月20日閲覧。
- ^ "フィアット初の電気自動車「FIAT 500e」を発表" (Press release). Stellantisジャパン株式会社. 5 April 2022. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “アバルト 500 新型、EVのフィアット『500e』がベース…11月22日実車発表予定”. レスポンス(Response.jp) (2022年11月10日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ a b “アルマーニにブルガリ仕様も!LAオートショーでFIATからスタイリッシュなデザイナーズカーが登場”. @DIME アットダイム. 小学館 (2022年12月10日). 2022年12月12日閲覧。
固有名詞の分類
- フィアット・500のページへのリンク