ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 21:36 UTC 版)
登場人物
『FFVII』のプレイヤーキャラクター
- クラウド・ストライフ (Cloud Strife)
- 声 - 櫻井孝宏
- 本作の主人公。23歳。運び屋「ストライフ・デリバリーサービス」をはじめている。ティファ、マリン、デンゼルらと暮らしていたが、自身が星痕に侵されていることに気づき、またエアリスやザックスを守れなかった事への悔恨も抱えているため彼女達と距離を置き、一人教会に住んでいた。またこの過程が原因か軽度のPTSDを抱えている傾向があった。何事にも無関心を装ってはいるが、今回の戦いで自分自身と向き合う事となる。
- 以前に持っていたバスターソードは荒野に捨てており、現在の武器は様々に合体させられる6本の合体剣。場面に応じて分離して戦うことができ、全て合体させることでバスターソードに似た大剣になるほか、一部をブーメランのように飛ばすことも可能。
- ティファ・ロックハート (Tifa Lockhart)
- 声 - 伊藤歩
- 22歳。マリン、デンゼルと共に暮らしている。小説『On the Way to a Smile』から、エッジという街で、バー「セブンスヘブン」を再開していることがわかる。行方知れずとなったクラウドの身を案じている。
- ヴィンセント・ヴァレンタイン (Vincent Valentine)
- 声 - 鈴木省吾
- 27歳(外見年齢)。忘らるる都をよく訪れていたため、カダージュ一味のことについて詳しい。ツォンとイリーナを助けたあと、クラウドに助太刀する。
- バレット・ウォーレス (Barret Wallace)
- 声 - 小林正寛
- 37歳。現在は油田の採掘を仕事としている。ギミックアームに装着していた武器は変形可能になり、普段は小さく格納できるようになった。しかし肝心の場面で撃てなかったこともあった。マリンをクラウドたちに預けているが心配で仕方ない。
- シド・ハイウインド (Cid Highwind)
- 声 - 山路和弘
- 34歳。新たな飛空艇シエラ号と共に登場する。武器は槍。ジャンプ力は今も健在。
- ユフィ・キサラギ (Yuffie Kisaragi)
- 声 - かかずゆみ
- 18歳。パラシュートで上空から現れる。着地時に吐き気を催していることから、乗り物酔いは健在のようで、マテリアはクラウドに預けている。この時点でWRO(『FFVII DC』に登場する組織)に所属しているのかは特に語られていない。
- ケット・シー (Cait Sith)
- 声 - 石川英郎
- 6歳(外見年齢)。『FFVII』ではデブモーグリのぬいぐるみに騎乗していたが、『FFVII AC』ではレッドXIIIに騎乗して登場する。
- レッドXIII (Red XIII)
- 声 - 市村正親(友情出演)
- 50歳。本作では常にケット・シーを乗せており、彼と共に戦う。ラストの一言しか喋らない。
- エアリス・ゲインズブール (Aerith Gainsborough)
- 声 - 坂本真綾
- 22歳没。かつてクラウド達と共に星を救うために戦い、セフィロスの凶刃に倒れ還らぬ人となった、古代種(セトラ)の末裔の女性。
- クラウドの前に幻として幾度か現れる。
※作中では、彼らの『FFVII』でのリミット技の一部が再現されている。
神羅カンパニー関係者
神羅カンパニーは崩壊したが、タークスのメンバーのルーファウスへの忠誠は揺らいでいない。本編ではレノとルードのバトルシーンがあり、両者とも普通の人間以上の身体能力を持つ。
- ルーファウス神羅 (Rufus Shinra)
- 声 - 大川透
- 『FFVII』でダイヤウェポンのミッドガル攻撃の際に死亡したと思われていたが、なんとか生き残っていた。救出される姿が『DC』の冒頭で描かれている。『FFVII AC』ではヒーリンという場所で療養しており、世界に「負債を返す」ことを目的にしているという。本作では聖痕に侵されており、布に包まれ右手と口元しか確認できない状態で車椅子に乗っていた。
- 実はジェノバの首を密かに持ち歩いており、物語後半でそれを奪おうとするカダージュや箱と共にビルから転落。ツォンとイリーナによって救助されるが、ジェノバの首はカダージュに奪われてしまった。
- レノ (Reno)
- 声 - 藤原啓治
- ルードと共にルーファウスを守っている。神羅カンパニー特製のロッドと体術で戦う。建物を猫のように駆け上がるほどの驚異的な体力の持ち主。語尾に「〜ぞ、と」と付ける癖がある。
- ルード (Rude)
- 声 - 楠大典
- レノと共にルーファウスを守っている。体術を得意としている。ヤズー、ロッズとの戦闘中にレノにサングラスを踏みつぶされるが、速やかに予備のサングラスをかけていた。
- ツォン (Tseng)
- 声 - 諏訪部順一
- セフィロスに殺されたと思われていたが、生きていた。大空洞を調査中にカダージュ達により襲撃され、その後拷問を受けるが、ヴィンセントに助けられる。その後、ルーファウスを落下から救うシーンや星痕症候群の治癒を見守るシーンで登場する。
- イリーナ (Elena)
- 声 - 豊口めぐみ
- ツォンと共に大空洞へ調査に赴き、カダージュ達に襲撃され、その後拷問を受けるが、ヴィンセントに救われる。ツォン同様のシーンで登場。
カダージュ一味
- カダージュ (Kadaj)
- 声 - 森久保祥太郎
- 3人のリーダー的な役割をはたす。少年のような外見と口調。マテリアで召喚獣を呼び出す。武器は日本刀の刃が二本ならんだ刀「双刃」。
- カダージュ一味は自らをセフィロスの「思念体」と呼び、それだけに全員がセフィロスと似たような特徴を持つ(左利き、銀髪など)。
- ヤズー (Yazoo)
- 声 - 岸祐二
- カダージュ一味の一人。感情の起伏がほとんどなく、無口。武器は『FFVIII』の主人公スコールが持っていたガンブレードを小さくしたような剣と銃が一体となったもので、名前は「ベルベット・ナイトメア」という。見た目は剣のようだが、機能としては銃でしかなく斬撃は行えない。
- ロッズ (Loz)
- 声 - 乃村健次
- カダージュの一味の一人。年長のような屈強そうな外見に反し性格は幼く、すぐ泣く大きな子供といった印象を与える。「デュアルハウンド」という名前の腕に装着する小さなパイルバンカーを扱うほか、「ベルベット・ナイトメア」も使用している。高速で移動できる能力の名称はスタッフによると「ロッズワープツール」という。ヤズーとのコンビネーションは抜群の一言につき、タークスや、クラウドも度々苦戦を強いられた。彼のモデルは製作スタッフの孫であることがオーディオコメンタリーで明かされている。孫は「遊ぼう」や「ぶるるん」としゃべり、ロッズも作中で同様の発言をしている。
その他
- マリン・ウォーレス (Marlene Wallace)
- 声 - 黒葛原未有 / 諸星すみれ(コンプリート版)
- 6歳。バレットの養女。ティファやクラウド達と一緒に暮らしていて、星痕に侵されているデンゼルの看病をしている。『FFVII』のラスト同様、エアリスの存在を察知している。
- デンゼル (Denzel)
- 声 - 池田恭祐 / 井澤一夢(コンプリート版および『On the Way to a Smile』)
- 8歳。クラウド達と暮らす孤児で、星痕に冒されている。その理由は、小説『On the Way to a Smile』に詳しく載っている。また彼が今作の2年後、リーブにWRO入隊を希望しており、その際に自分の過去をリーブに語っていたことが分かる。
- セフィロス (Sephiroth)
- 声 - 森川智之
- かつて星を滅亡へと導こうとした最強のソルジャー。前作で死亡し消滅したはずだが、その意思はライフストリームの中に溶け込まず自我を保ちながら流れており、カダージュ達を使って復活を遂げようとした。
- 終盤、ジェノバの頭部を手に入れたカタージュがリユニオンを行うことで復活。クラウドと戦い追い詰めるが、最期はクラウドの超究武神覇斬ver.5によって倒され、カタージュに戻った。
- ザックス・フェア (Zack Fair)
- 声 - 鈴村健一
- 23歳没。ソルジャー1stに属していたエリートソルジャー。エアリスの初恋の人であり、クラウドの親友。劇中ではエアリスと共に、幻としてクラウドの前に現れる。
※なお、作中に登場する狼はクラウドが前作『FFVII』の世界において悔恨の思い出を残した場所(ザックスの墓標、忘らるる都、教会)に登場しており、クラウドの後悔の念が具現化したものとして説明されている。
- ^ “売り切れ店続出!?『FF VII AC』の初回販売本数は42万本!”. ジーパラドットコム (2005年9月22日). 2016年1月21日閲覧。
- ^ “Final Fantasy VII Advent Children Complete”. Square Enix (2009年5月12日). 2012年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年2月19日閲覧。
- ^ 『電撃PlayStation Vol.252』メディアワークス、2003年10月31日、40,41,42,43,頁。
- ^ オリジナル・サウンドトラックより
- ^ “スクウェア・エニックス、DVD作品「FF VII アドベントチルドレン」限定BOX「ADVENT PIECES: LIMITED」の内容を公開”. GAME Watch (2005年6月21日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b “Blu-ray版「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」が4月16日に発売。「FF XIII」体験版やPS3本体同梱パッケージも”. 4gamer.net (2009年1月19日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “Blu-ray版「FF VII アドベントチルドレン」発売日が2009年4月16日に”. インプレス (2008年8月2日). 2009年4月4日閲覧。
- ^ “『FF7 ADVENT CHILDREN COMPLETE』4K HDRリマスター化!『FF7』正式続編が美しさを増して甦る”. INSIDE (2021年6月28日). 2021年7月26日閲覧。
- ^ “IVY ひょう窃でミュージックビデオ上映禁止処分に”. 中央日報 (2007年4月6日). 2008年4月5日閲覧。
- ^ “ミュージックビデオ盗作…歌手アイビー所属事務所に罰金刑”. 中央日報 (2007年12月8日). 2008年4月5日閲覧。
- ^ “アイビー、MV著作権侵害で3億ウォン損害賠償”. 中央日報 (2008年4月1日). 2008年10月10日閲覧。
固有名詞の分類
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