ヒックとドラゴン2 ヒックとドラゴン2の概要

ヒックとドラゴン2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 01:45 UTC 版)

ヒックとドラゴン2
How to Train Your Dragon 2
監督 ディーン・デュボア
脚本 ディーン・デュボア
原作 クレシッダ・コーウェル
製作 ボニー・アーノルド
出演者 ジェラルド・バトラー
ジェイ・バルチェル
音楽 ジョン・パウエル
編集 ジョン・K・カー
製作会社 ドリームワークス・アニメーション
配給 20世紀フォックス映画
公開 2014年6月13日
2015年3月19日
上映時間 102分[1]
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $145,000,000[2]
興行収入 $621,537,519[3]
$177,002,924
前作 ヒックとドラゴン
次作 ヒックとドラゴン 聖地への冒険
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概要

監督は前作に続きディーン・デュボアイギリス児童文学作家クレシッダ・コーウェル同名の児童文学のアニメ映画第2弾。

世界的には大ヒットを記録し、ゴールデングローブ賞 アニメ映画賞アニー賞の作品賞を受賞するなど高い評価を得たが、日本での公開は未定のままであった。熱心なファンによる劇場公開を求める声も多く、2014年7月からは日本国内の有志によりchange.org上にて署名活動が行われ、7000人以上の署名を集めた。9月にはデュボア監督が直接署名に参加し、「日本のアニメーションは私に大きな影響を与えました。特に宮崎駿は私のヒーローです」とメッセージを残した[4]。しかし、最終的には一般の劇場公開には至らず、ゴールデングローブ賞を受賞した映画が日本未公開となる前代未聞の事態となった。

本作がアカデミー長編アニメ映画賞の受賞を逃した後、日本での展開が発表され、2015年3月19日に東京アニメアワードフェスティバル2015のオープニング作品としてTOHOシネマズ日本橋で2D版が無料上映される事と[5]、2015年7月3日にセル・レンタルソフトがリリースされる事が発表された[6]

その後も、以下のような形で全国各地で順次無料上映が行われている。

  • 2015年3月29日に、南相馬市民文化会館ゆめはっとで南相馬アニメフェスティバル開催に合わせて、2D版が無料上映された。
  • 2015年6月28日に、特別試写会としてガイナックスシアターで2D版が無料上映された。
  • 2015年7月2日に、プレミアム試写会としてイオンシネマむさし村山で2D版が無料上映された。
  • 2015年7月2日に、試写会としてユナイテッド・シネマ豊洲で2D版が無料上映された。
  • 2015年7月3日に、プレミアム試写会としてイオンシネマワンダーで2D版が無料上映された。
  • 2015年7月31日に、プレミアム試写会として夢売劇場サロンシネマで2D版が無料上映される。
  • 2015年8月8日に、上野恩賜公園噴水前広場で野外上映として2D版が無料上映される。
  • 2015年8月9日に、菅田地区センターで夏休みこども映画会として2D版が無料上映される。
  • 2015年8月22日に、横浜市市沢地区センターで夏休みこども映画会として2D版が無料上映される。
  • 2015年8月22日に、中央公園富士見の広場で野外上映として2D版が無料上映される。
  • 2015年8月26日に、もみじホール城山で城山夏まつりプレイベント ホールオープンデーとして2D版が無料上映される。
  • 2015年8月29日に、やまなみホールで夏休みこども映画会として2D版が無料上映される。

第3作は2019年に『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の邦題で公開された。

ストーリー

落ちこぼれの少年ヒックとドラゴンのトゥースが運命的な出会いを果たしてから5年。人間とドラゴンが平和に暮らすようになったバーク島は今日もドラゴンレースで賑わっていた。しかしヒックとトゥースはレースには参加せず空を飛んで地図に無い場所を探していた。離れ離れになっていた母親と偶然に空で出会い、母がいなくなったのは、昔、ドラゴンを嫌っていた父親が原因だったと知る。ヒックは父が考えを改め、バーク島でドラゴンと仲良く暮らしているという話をした。母は父と再会し、文句を言うも家族で住もうと決心。幸せが訪れたかと思いきや、海にすむ巨大な竜の魔の手が迫ってきていた。巨大竜は竜たちを支配できる竜の王様という力を持っており、世界を支配しようと企むある男に操られていた。


  1. ^ HOW TO TRAIN YOUR DRAGON 2 [2D (PG)]”. 20世紀フォックス. British Board of Film Classification (2014年5月16日). 2014年5月16日閲覧。
  2. ^ Kilday, Gregg (2014年6月12日). “Will 'How to Train Your Dragon 2' Help Get DreamWorks Animation 'Back on Track'?”. The Hollywood Reporter. http://www.hollywoodreporter.com/news/will-how-train-your-dragon-710946 2014年6月12日閲覧。 
  3. ^ How to Train Your Dragon 2 (2014)”. Box Office Mojo (2014年6月13日). 2014年12月13日閲覧。
  4. ^ 「ヒックとドラゴン2」日本公開を求める署名運動にまさかの監督本人降臨 → 突然のサプライズにファン大歓喜!”. ねとらぼ (2014年9月8日). 2015年1月15日閲覧。
  5. ^ 『ヒックとドラゴン2』東京アニメアワードでついに日本初上映!”. シネマトゥデイ (2015年2月23日). 2015年2月23日閲覧。
  6. ^ 映画『ヒックとドラゴン2』オフィシャルサイト”. 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント (2015年2月24日). 2015年2月24日閲覧。
  7. ^ "How to Train Your Dragon 2". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2024年1月16日閲覧
  8. ^ "How to Train Your Dragon 2" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2024年1月16日閲覧。


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