バラ色の日々 (THE YELLOW MONKEYの曲)
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ミュージック・ビデオ
「バラ色の日々」のミュージック・ビデオ(PV)は北海道帯広市の中世のドイツをモチーフとしたテーマパーク『グリュック王国』のビュッケブルグ城で撮影された。監督は高橋栄樹。吉井和哉のパーマは、吉井本人によると「大失敗パーマ」[6]。
THE YELLOW MONKEYのメンバー4人が入っている城に、武装した侵入者がイントロから突撃を始め、襲撃して来る。バンドメンバー4人は英語で歌う最後の部分に差し掛かると、侵入者の一斉射撃を浴びる。しかしその一斉射撃はバンドメンバー4人には全く効果がなく、4人は演奏を続け、侵入者の1人は城を脱出して無線を飛ばす。最後は侵入者イントロ部分の林の映像で終わる。
各曲の収録CD
#1. バラ色の日々
- 『8』(2000年7月26日)※アルバムバージョン
- 『GOLDEN YEARS Singles 1996-2001』(2001年6月13日)
- 『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』(2013年7月31日)
- 『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』(2017年5月21日)※セルフカバー
#2. HEART BREAK
- 『8』(2000年7月26日)※アルバムバージョン
- 『MOTHER OF ALL THE BEST』(2004年12月8日)※初回版DISC3
カバー
#1. バラ色の日々
- Nothing's Carved In Stone(2009年12月19日、トリビュート・アルバム『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』)※ギターの生形は吉井和哉ソロツアーのサポートメンバー。
- 奥田民生(2012年1月11日、ライブ・ビデオ『ひとり股旅スペシャル@厳島神社』)※2011年10月22日に行われた奥田の地元・広島のスモール・フェスにおけるコンサート。
- 世良公則(2012年10月3日、カバー・アルバム『BACKBONE』)※デビュー35周年にして初となるこのカバー・アルバムでは日本人アーティストたちの名ソングをカバーした[7]。
- MUCC&Aki(2016年3月、ライブ・ツアー「MAVERICK DC presents DOUBLE HEADLINE TOUR 2016『M.A.D』」中野サンプラザ公演)※逹瑯(MUCC)とAki(シド)のツインボーカル[8]。
- YOSHII LOVINSON/吉井和哉(2008年5月21日、ライブ・ビデオ「KAZUYA YOSHII LIVE DVD BOX 『LIVE LIVE LIVE』」など)※吉井和哉のソロによるカバー。
- SMAP&THE YELLOW MONKEY(2016年10月17日、TV番組『SMAP×SMAP』)※この日の番組では「ALRIGHT」も共演[9]。共演は17年ぶり。
- 三浦祐太朗(2017年11月18日、BS-TBS『サウンド・イン"S"』)※島田昌典によるリアレンジ[10]。三浦が尊敬するTHE YELLOW MONKEYの楽曲の中でも「バラ色の日々」は、三浦にとって人生のテーマソングともいえる楽曲という[10]。
- キタニタツヤ(2021年11月19日、BS-TBS『サウンド・イン"S "』)※本間昭光によるアレンジ。彼にとって吉井和哉はミュージシャンとして憧れの存在であるといい、彼がカラオケで一番歌ったのがこの楽曲である。[11]
BELIEVER.
「BELIEVER.」(ビリーバー)[注釈 2]は、2004年7月7日に解散したTHE YELLOW MONKEYの再結成後の公式ファンクラブ名称である。2016年1月8日、再集結の発表と同時に公式ファンクラブが発足した。翌2017年、この新しい公式ファンクラブの正式名称は、ファンクラブ会員から募集して決定された。2017年4月14日から5月2日に募集を受け付け、THE YELLOW MONKEYメンバー4人とTYMS PROJECTが採択したいくつかの候補の中から決選ファン投票が5月15日から5月20日に行われた。THE YELLOW MONKEYメジャーデビュー25周年記念日にあたり、『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』のリリース日である2017年5月21日、公式ファンクラブの正式名称「BELIEVER」が深夜に発表された[注釈 3]。この名称は、「バラ色の日々」に由来するものである。THE YELLOW MONKEY公式サイト上の5月21日の発表時はピリオド(フルストップ)が付いていなかった。2017年6月27日に公式サイトで公開されたロゴにピリオドが付いた。
以前の公式ファンクラブ名称は「Petticoat Lane」(ペティコート・レイン)[注釈 4]。この旧ファンクラブは1993年5月24日に会報0号を発行し、この時の会員は507人であった[12]。2001年2月20日の会報46号まで計47冊を発行し、最終的な「Petticoat Lane」会員数は73996人であった[12]。この旧ファンクラブは2004年12月24日必着でファンクラブ会員の元へ最後の送付物となる「Petticoat Lane 1993-2004」と印字された、ファンクラブの歩みをまとめた冊子を送付した。バンド解散後に展示会・フィルムコンサート「メカラウロコ・15」を開催し、最終日の2004年12月26日に、バンドとファンは再結成までの間、ひと時の別れを迎えた[13]。
「Petticoat Lane」の名称は吉井和哉による命名であり、吉井が「岡場所」の英訳を辞書で調べたら「Petticoat Lane」という言葉が出てきたのであった[14]。英語の「Petticoat Lane」(ペティコート・レイン)とは、ロンドンの下町イーストエンドにある「Middlesex Street」の通称(別称)である。現代において定期的に安物市が開催されているこのレイン(街路)は、中世に「Hog's Lane」と呼ばれ、17世紀頃には「Peticote Lane」[注釈 5]と呼ばれて古着の取り引きが行われ、この頃に登場するたとえ話に「連中があんたのペティコートを市場の片隅で盗んでもう片方の隅であんたにそいつを売って戻すだろうさ。」("They would steal your petticoat at one end of the market and sell it back to you at the other.")というものがある[15]。これより後に「Petticoat Lane」という呼び名を広めたのはユグノーとユダヤ移民の織布業者たちである[15]。「Petticoat Lane」は、19世紀以降「Middlesex Street」と呼ばれている[15]。「petticoat」は衣類の「ペティコート」の他、俗語で「女性」を表わす。
注釈
出典注
- ^ 『COMPLETE BURN』ロッキング・オン、2005年、268頁。 ※インタビューは2000年。
- ^ 『ROCKIN'ON JAPAN』 2000年5月号
- ^ イエモン名曲&PV一斉配信開始、楽曲投票1位はあの名曲, ナタリー, (2012年6月20日)
- ^ “イエモン、15年半ぶりテレビ出演 吉井和哉「日本のバンドの“国宝”でありたい」”. ORICON NEWS. (2016年7月2日)
- ^ 日置祐貴 (2023年5月18日). “THE SECONDが始まる”. 2023年6月16日閲覧。
- ^ イエモン(THE YELLOW MONKEY)の人気曲。おすすめの名曲 50選まとめ, Webマガジン『スタジオラグへおこしやす』 (ラグインターナショナルミュージック), (2016年)
- ^ 世良公則カバー盤でスピッツ、民生、斉藤和義、イエモン熱唱, ナタリー, (2012年8月17日)
- ^ MUCC×AKi「M.A.D」サンプラザ公演にシドゆうや飛び入り, ナタリー, (2016年3月25日)
- ^ “ファンに聞いた「SMAP×SMAP」2016年ベストシーンは?<振り返り>”. モデルプレス. (2016年12月26日)
- ^ a b BS-TBS『Sound Inn “S”』 2017年11月18日(土)23時00分から放送〜ゲストは、三浦祐太朗, PR TIMES, (2017年11月17日)
- ^ “Sound Inn S 番組レポート・出演者メッセージ キタニタツヤ | セイコーと音楽”. セイコーグループ. 2023年9月5日閲覧。
- ^ a b 2016年5月24日のツイート, THE YELLOW MONKEY公式Twitter
- ^ “Petticoat Lane PRESENTS THE EXHIBITION AND VIDEO FESTIVAL OF THE YELLOW MONKEY『メカラ ウロコ・15』2004.12.26(SUN)東京ドーム完全ライヴレポート!”. hot express music magazine. (2004年12月26日)
- ^ 【THE YELLOW MONKEY】ファンクラブ名称大募集, THE YELLOW MONKEY公式YouTube, (2017年4月13日)
- ^ a b c Why Isn't Petticoat Lane Market On Petticoat Lane?, Londonist Ltd (under franchise from Gothamist LLC), (2016年6月16日)
- ^ THE YELLOW MONKEY、16年振りの全国ツアー本日スタート&8月に福島で特別公演開催決定, Musicman-NET, (2016年5月11日)
- ^ THE YELLOW MONKEY、熊本でフリーライブ開催 20年ぶりにライブハウスのステージへ, リアルサウンド, (2016年8月18日)
- ^ 音楽プロデューサー・朝本浩文さん死去 53歳, ORICON NEWS, (2016年12月3日)
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